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渋谷の町でフォカッチャつまんで寿司つまむ

渋谷のあたらしいビルの中にできたイタリア流のエスプレッソカフェに来てみる。

「アンティコカフェアルアビス」というお店。池袋の駅前地下街の中に前からあって気になっていた。

大きなショーケースにパニーニやフォカッチャ、ケーキが並べられてて、特にフォカッチャのサンドイッチがおいしそうに見えていた。
ただお店の前を通るときはいつもお腹いっぱいで入るきっかけがなかったのネ。
先日、このビルに来たときにあるってことをしって今日はお腹をほどよくお腹をすかして来ました。
モルタデッラとパルミジャーノのフォカッチャサンドにアイスラテを選んでたのむ。
セルフサービス、先払い。席に座ってしばらく待ちます。

お店の人は明るく笑顔がきれい。手際テキパキ、3分ほどですべて整い呼ばれてとりにいく。
ステンレスの丸いお盆がお皿がわり。イタリアのカフェのようでなかなかおしゃれ。紙で包まれたサンドイッチから焦げた小麦やモルタデッラの香りがしてくる。おいしそう。

フォカッチャは熱々。表面カサッと焼けてる。波型のプレスグリドルで挟んで焼いてる。
だから表面凸凹で、前歯をくすぐるパリパリ感が心地よい。

モルタデッラとチーズ、オリーブオイルで味がしっかりととのっている。パルミジャーノの塩気や旨味がかなり強めで、若干塩辛さを感じるけれど、塩気でフォカッチャを甘く感じさせてくれるのがいい。

モルタデッラは脂がおいしい。舌の温度でとろけて混ぜ込まれたピスタチオが砕ける感じがよきアクセント。
アイスカフェラテがおいしかったなぁ…、エスプレッソがビターでおいしい。濃厚ミルクでエスプレッソの酸味がやわらぎ甘みすら感じるおいしさ。次はカンノーロを食べに来ようか…、なんて思った。オキニイリ。

天下寿司で寿司をつまんでバスに乗る。
来るたびインバウンドさんが増えてくる。
回転寿司と言いながら寿司がまわらないお店が多い。ここは今でも寿司がベルトの上にぎっしり並んで流れてる。

しかも軍艦や巻物ばかりじゃなくてマグロや貝類、季節のネタもきちんと回る。
サーモン系が目立つのは今どきしょうがないことだけど、ベルトを流れる寿司だけでも満足できる状態が、特にインバウンドさんたちにはいいのでしょうね。

まずエビとイカ。

いつもながらムッチリとしたいい状態のエビ。甘くて香りもはなやかで味わい濃厚。
イカは細かく包丁をいれて、最初はスベスベしていてところが噛むとねっとり崩れる。生姜が甘さを引き立ててとろけて消えていく。

ここのしゃりがボクは好き。ちょっと甘めで酸味がすっきり。ほのかにあったか、人肌で口の中でパラッとちらかる炊き加減。
寿司はしゃりを食べる料理と思うから、好みのしゃりの店がいい。

生しらすが入っていました。その軍艦。生姜とネギを散らして仕上がっている。ハリがあってすべすべしててしゃりと混じってつぶれてく。軽い渋みが口に広がるおゴチソウ。
海苔もおいしい一級品で、おいしいのだけどネタの持ち味を邪魔しないのがいいところ。

そしてゲソ。
茹でたゲソを開いて握ったものでクチャっとつぶれる歯ごたえがよい。ツメは甘めでねっとり絡む。噛めば噛むほどに味がでてくるゲソやタコが今オキニイリ。

鉄火で〆る。ほどよき量のおゴチソウ。


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