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濃厚ブラウニーになめらかなカプチーノ

ブラウニーが食べたいなぁ…。最近、少々執着気味でこの近所ならどこにあるだろうと思って探す。
新宿から家に帰る途中に「ダブルトールコーヒー」がある。

もしかしたらと思って来てみて立て看板をじっとみる。
あったよ、あった。
しかも「濃厚ブラウニー」って書いてある。

濃厚かぁ…、とワクワクしながらお店に入り、カプチーノと一緒にたのむ。
ここのカプチーノはなめらかな泡が上等で好きな仕上がり。
それと一緒にブラウニーだよ…、ってひとりつぶやきカウンターにつく。しばらく待ちます。
ボクがお店に入ったときにはインバウンドさん3人組と入れ替わり。しばらく一人でぼんやりしてたら次々お客さまがやってくる。小さな厨房は大忙し。お待たせしましたとカプチーノとブラウニーが同時に完成…、やってくる。

ふっくらとした泡がカップの縁から盛り上がるよう。

カップも大きく両手で支えないと指が疲れてしまうほど。
そして適温。熱々じゃない。だからひと口目から味や香りがしっかりわかりゴクゴク飲める。泡がとろんと喉を撫でつつお腹の中に流れ込む。自然な甘み、苦味が口に広がってブラウニーをねだるおいしさ。

そのブラウニーのおいしいこと。
ボロっと崩れて口を一瞬乾かして、ところがそれがあっという間にとろけてく。

苦くて甘くて最後に酸味がしばらく残る。そこにポッテリ、カプチーノ。口の中がカフェモカ風になっていく。ゆっくりのんびり。フォークで小さく切り分けながら舌においては溶ける感じを味わって、カプチーノを飲み後味たのしむ。
なんてシアワセ。オキニイリ。


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