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トマトと海苔天の出会いがおこすおいしい出来事

夜、近所の「いまゐ」でまたトマトそば。
カスタマイズを試してみようと、青海苔のかき揚げも一緒にたのんだ。
やはり今日もにぎやかで、しかも白人系のインバウンドさんが3組もいた。
中のひとりはズルっと器用にそばをたぐって食べていた。
日本の麺類は音をたてて啜り上げるのが粋。
本当の味を味わうのならそうするほうがいいということをわかってくれたとしたら幸い。
たのしんで…、って応援したくなっちゃった。

さてトマトそばと青海苔天。

青海苔天を崩してちらして、さぁ、食べる。

ところでこのそばのトマトの汁をどう呼べばいいんだろう…、と悩んじゃう。タレじゃぁちょっとイメージ違い。スープであってソースであって、どちらかといえばスープよりだからスープと呼びましょう。
そばにからむスープの味はやはり一級。そこに天ぷらの油や青海苔の香りは風味がまじってくるのがなんともおいしい。

青海苔のかき揚げがトマトと出会うとタルタルソースをのっけて食べるカキフライのような味がしてくるのネ…、なんだか不思議。
先日食べたときにはおそらく入っていなかった大葉がいい仕事をしてくれる。トマトと大葉の組み合わせはトマトとバジルの組み合わせと同じ結果を作ってくれる…、だからイタリア料理的なムードがグーンっと上がる。
水菜やかいわれ大根が邪魔になるほど海苔天とトマトスープと麺の相性が抜群で、海苔天に混じった玉ねぎのスベスベとして甘い感じもよきアクセント。

最後にそば湯を注いで飲んだスープがまさにミネストローネ。次はどんなカスタマイズをしてやりましょう…、と舌なめずりして帰ります。


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