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ベルギー式のミートボールにフライドポテト

ランチを前から気になっていたお店でとる。

「ベルギービールアントワープセントラル」っていうお店で東京駅の駅前にある東京ビルディングの地下にある。ビルの地下入り口のアプローチにテラスのような席を作ってお店のかなり造り込まれて気合いを感じる。
入り口前のメニューボードの横に小便小僧がたっているのもベルギーっぽい。

ブーレットプレートっていうのをたのむ。
ベルギー式のミートボールにフライドポテト、それからサラダにパンがつく。
ベルギー産のフライドポテトとメニューに書いてあるんだけれど、じゃがいもがベルギー産というわけじゃないだろうから、ベルギー産まれのフライドポテトと思うことにする。
フレンチフライじゃなくてフライドポテトというところがベルギー的で、誇り高いエルキュールポアロはフランス人と言われると必ず「ベルギー人です」って言い返してた。
ベルギーはフランス人のいないフランスでもござますし(笑)。
お供にアイスティーをもらってのんびり待ちます。近所のオフィスの人たちが続々やってきてお店はにぎやか。ボクの料理もやってくる。

チーズソースをたっぷりまとったサラダをまずは片付けて、ミートボールに手をつける。

大きな口でひと口大のミートボールは食感独特。ムチュンと剥ぎれる感じがどこか練り物みたいな感じでとても食べやすい。

スパイス、ハーブの香りもほどよく、トマトソースは酸味強めの明るい味わい。肉の甘みや持ち味を引き立てていてなかなかうまい。
ただおそらくこのプレートのメイン料理はミートボールじゃなくてフライドポテトでしょうネ。おいしい、そして力強い。

揚げ油にラードをたっぷりくわえているに違いなく、ジャガイモなのに食べると肉の香りがするの。
商店街の肉屋さんのコロッケみたいな香りといえばいいかなぁ…、カロリーのことが気になってしょうがないけどおいしいものを前にしてカロリーのことを考えるのは無粋というもの。
こころおきなくたのしんだ。


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