サラダのようにご飯を食べるグッドモーニングな朝
テクリ歩いてグッドモーニングカフェにくる。
朝から蒸して歩くとじんわり汗をかく。この歳になると汗をかく機会がどんどん少なくなっていくから、朝の散歩は値千金。元気に歩いて汗をかく。
テラスの席にはわんちゃん連れのお客さまにタバコを嗜む人でにぎやか。
中を覗くとほどよく空いててオキニイリの席も空いてる。
そこに座ってのんびりします。
先日はじめて試してオキニイリになった「ライスボウル」。温泉卵をそのときはスクランブルエッグにしてもらったけど今日は目玉焼きにする。
スクランブルエッグ変更は１００円プラス。目玉焼きなら追加料金なしで９００円というのがうれしい。アイスティーをお供にもらう。
１０分たらずで料理が到着。
黒い陶器のボウルの中に料理ぎっしり。目玉焼きにソーセージ、蒸して割いた鶏胸肉にチーズトマトに刻んだ海苔。とろけて焦げたチーズの中にはトマトが隠れて焼けている。
目玉焼きってたのしい料理。
いろんな食感や味をたのしむことができる。
白身はプルプル。
焦げた縁はサクサク。
甘くて香ばしく黄身はネットリ。
焼き方に注文をつけなかったけど白身はカチッと焼かれてて黄身はほどよき半熟状態。ボクの好きな焼き加減。
目玉焼きを潰して崩しソーセージをひと口大に切り分ける。
ナイフの出番はそこまでで、あとはフォークとスプーンで食べられる。
ナイフのある食卓ってどこか堅苦しくて緊張感が漂うけれど、フォークとスプーンの食卓はどこかやわらか。気軽な感じ。トマトは潰し、焼けたチーズは指でちぎってパラリと散らす。
全部を混ぜてビビンパみたいにする手もあるけど、あえてざっくり混ぜ合わせ、食べるところで味の変化が出るのをたのしむ。
ご飯の上には飴色になるまでソテした粗みじんのタマネギたっぷり。甘くてうまくて香ばしく、そこに海苔がからんで味がととのう。海苔は韓国海苔なんですネ…、塩とごま油の香りが味に深みをくれる。
チーズトマトの下にはスイートチリソースが隠れてて、テーブルサイドに置かれたケチャップをプチュッと搾る。それらとご飯をちょっとづつ混ぜて味を変えつつ食べる。たのしい一品。オキニイリ。
テーブル番号を書かれたプレートが置かれるようになりました。以前はお店の人が何をたのんだか覚えてくれてて、レジに立つと「○○円です」って行ってくれてた。テーブルとお客さまの顔、そして食べたものが頭の中でタグ付けされていたんですね。
そういう気配りって大変だものね…、って思ってプレートを持ってレジにたったら、番号みないで「９００円です」って言うではないの。やっぱりステキ。いいお店。
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