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雨の日曜。味噌煮込みきしめんで汗をかく

雨の日の日曜。朝がさみしい。
なにもする気がおきなくてベッドの中でグズグズしてたら二度寝した。
目が覚めたらもうお昼のちょっと前。やっとお腹も空いた感じで尾張屋で昼をしようと思った。

お店に入ったら満席で、雨だから近所で食事をって思う人が多かったのでしょう…、散歩してから戻ってきますってしばらく近所をウロウロしました。
今日は涼しくショートパンツがちと寒い。
小一時間ほど歩いてお店に戻ったらいつもののんびりムードになってた。

散歩しながら何を食べようとずっと考え、肌寒い日ということもあり味噌煮込みきしめんを選んで食べることにした。かつ丼かなぁ…、カレー南蛮そばもしばらく食べてないよなぁって思いもしたけど野菜を食べたく煮込みきしめん。

柄付きの鉄鍋でやってくる。
お茶碗に軽く一杯分のご飯とたくわんでひと揃え。
野菜たっぷりなんですネ。

白菜、ニンジン、ねぎ、ほうれん草。刻んだ油揚げと味を出すためのぶつ切りにした鶏もも肉にエノキ茸。
甘い白味噌多めの合わせ味噌。ぽってりとした喉越しで、とてもなめらか。

ここのきしめんは厚くてムチムチ、歯ごたえがよい。とても頑丈にできていてかなり煮込んで色が変わっているのだけれど、溶けることなく歯ごたえもあり、粘るでもなくずっとムチムチ、口の中で暴れる感じがオキニイリ。
きしめんを煮込むという独特に、赤味噌じゃなく合わせ味噌というのもちょっと独特で、ときおり強烈に食べたくなっちゃうオキニイリ。

エノキが案外どっさり入ってる。
キノコが苦手なタナカくんが例外的に食べられたのがエノキにキクラゲ、オーヴォリ茸にトリュフの4種。共通点がほとんどなくて、その振れ幅の大きさに食べられる理由をふたりで考えたけど結局答えは出ずじまい。
そろそろキノコの季節になります。「食欲の秋もキノコがなければ完璧なのに」ってよく言っていた。笑っちゃう。

どっしりとした出汁のうま味に味噌の風味が混じった汁がなんともおいしい。そこに野菜や鶏肉、油揚げの味や風味が混じってゴクゴク、飲んでしまいそうになるオゴチソウ。ちょっとケミカルな味のたくわんも不思議においしく、汁をちょっと残して終える。汗をかきます…、満ちました。


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