幽霊騒動の後日譚。大阪の老舗ホテル、それから「残穢」
ほぼ日さんで配信した「新宿二丁目のほがらかな人々。」を読み返していて、そうそう、こんなことがあったんだよなぁ…、となつかしかった。
2丁目の「つねさん」が引っ越しのための部屋探しをしていて、それについていった「ジョージさん」が、内見をした部屋のひとつで、あやしい気配に遭遇しほうほうの体で逃げ帰った…、という話。
「つねさん」はタナカくん。
「ジョージさん」はボクなんですネ。
「見えないものが見える」というほどではなく、でも気配に対してボクは敏感。
本当にそのとき、部屋の立派な鴨居の周りに暗い気配を感じて、気持ちが悪くなったのです。
呼吸を整えるために急いでドアをあけ、飛び出した外廊下から見る西新宿の超高層ビルの遠景が今でもしっかり思い出せるほど、思い出強烈。
今でもおそらく空き家のままの幽霊部屋
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?