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バターミルクパンケーキにベーコンエッグ

オムライスを食べに池袋に行こうと丸ノ内線で移動していた。そういえば途中駅の茗荷谷にバターミルクパンケーキが人気のお店があったよなぁ…、と思って途中下車した。
ちょうど遅めの朝食時間。
駅から小石川植物園に向かってしばらく歩くと閑静な住宅街。そこにポツンとかわいいお店。

「ナッティーズカフ」ってお店の名前。English Tea and Coffee Barって書いてある。
レジのところで注文し、席に案内されて待つ仕組み。ベーコンエッグバターミルクパンケーキの卵良く焼き、コーヒー付きでお願いしました。
20分ほどお待ちいただきますって言われたけれど10分ちょっとで料理は完成。

指を思いっきりひらいた手のひらサイズのパンケーキが2枚、ひっくり返して焼いた卵によじれて焼けたカリカリベーコンが4枚、ホイップバターにメープルシロップ。いい仕上がりです。

牛乳からバターをとったあとの液体がバターミルク。それで溶いた生地はふわふわなうえ、むちむちした独特の食感と軽い酸味が特徴的。
パンケーキというよりも、どら焼きの皮を思いっきりしっとりさせてそこにほのかな酸味を加えたような味わい。重たくなくて口溶けがよく、口から消えてもやさしい甘みが舌から湧き出して持続する…、そんなおいしさ。

メープルシロップがよくあうの…、しかも生地が粗いからゴクゴク飲み込みぽってりしてくる。ホイップバターの風味にベーコンの焼けた脂の香りにコク、塩気が混じって一緒に食べるもので味の印象が変わってくるのがなんともたのしい。

目玉焼きにメープルシロップをかけて食べるのも甘じょっぱくっておいしいのネ…、背徳の味。

あんなにたくさんメープルシロップをかけたはずなのに食べ終わったらお皿がきれい。
パンケーキが吸い込んで全部お腹に運んでくれた。それもまたよし、朝だもの。


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