神田ガード下。タバコのニオイとホットドッグ
朝を「神田珈琲園」。神田駅のガード下にある喫茶店。
2階が喫煙可能なフロア。店に入ると「おタバコを吸われますか?」があいさつがわり。
今日は禁煙席がほぼいっぱいというにぎやかさ。
カウンターの隅をもらった。
席に着くとタッチセンサー付きのランプをお店の人が持ってきて、点灯させて置いていく。
間接照明がムードある店。だから明かり取りの役目と同時に、この席、使用中ですって示す役目も果たすんでしょう。
構造剥き出しの鉄板の天井、漆喰の壁に木のカウンター。ハードすぎずやわらかすぎずなにより線路の下にこんな大きな空間があるということに何度来てもびっくりします。
クラブ系の音がズシンと響いて電車の音をかき消していく。アンダーグラウンドなビート感が朝の頭をガツンと目覚ます。オキニイリ。
朝のメニューは4種類。
ホットドッグは限定10食。まだありますか?って聞いたら残り2つといいます。それにする。
ホットドッグにサラダにゆで卵、アイスコーヒーを選んで朝のひとそろえ。一気にそろってやってきました。
ホットドッグにたっぷりケチャップ。
L玉の大きな卵とサービス精神旺盛で、レタスにキュウリ、トマト、コーンのサラダもボリューム満点。
ムシャムシャ平らげ卵を剥きます。
どこかでゆで卵の殻の剥き方の記事を読んだ。
ゆでたまごは卵のてっぺんか底のどちらかに空洞がある。
そこにヒビを入れれば剥きやすいっていう内容で、そうしてみたらこれが驚くほどに簡単にスルンと剥けた。
最初のひとかけから膜が一緒に殻にくっつき、オモシロイほどキレイに剥げるの。
今までずっと横を壊していたのはいったいなぜだったんだろうと思いながらスルスルむいて塩パラリ。
プチュンとひと口齧ってホットドッグをカプッと食べる。
こんがり焼かれたドッグロールは若干乾いた感じでザクっと歯切れる。ドトールコーヒーのジャーマンドッグのドッグロールを一層硬く、乾いて仕上げたような食感。挟んだソーセージのむっちり感を引き立てなかなかこれがおいしい。
たっぷり絞ったケチャップもドッグロールの味がそっけなくって噛みごたえがあるから決して邪魔なじゃなく、ソーセージのみずみずしさを引き立てる。
タバスコをパシャッとかけておこちゃま味をほんの少しだけ大人に向けてパクパクむしゃむしゃ。アイスコーヒーをガムシロ、ミルクでお子ちゃま味に整え飲んで、しばらくぼんやりいたしましょう。
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