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聞いて聞いて、聞いたら口に出して書く

ボクが高校1年のときに父が会社を倒産させます。
家族離散です。
ボクは1年、ばあやさんの家でひとりで生活をして、母は妹たちと母の実家に身を寄せる。
父はあたらしい生活基盤を東京で作ろうと試行錯誤して、やっと生活の道筋がたち家族みんなで再出発を果たしたのがボクが高校3年のとき。

困ったことが起きました。
大学受験に際して、受験科目が限られた。
学校ごとに教育カリキュラムは変わります。
特に、歴史は世界史、日本史をどの順番で教えるか学校側が決めること。
世界史の中世と日本史の近世にぽっかり穴があく。
ボクは文系。
経済学部を目指してて、でも文系のほとんどが社会科を必須科目に指定していた。
数学ならばなんとかなります。
英語は自信があったから、英語と数学で受験できる経済学部を調べたら慶應大学、上智大学、中央大学がヒットしてそれらを受験。
おそらく英語の成績がすべてをリードしてくれたんでしょう…、すべて合格。
慶應大学に入学しました。

英語に恩返しするつもりとでも言いますか、英語能力に磨きをかけようと選択科目のほとんどは英語関係。
その中でもボクをますます英語好きにしてくれた授業がふたつ。


カセットテープを持ち寄ってする不思議な授業

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