見出し画像

ふらんす亭あらためステーキマックス

新宿三丁目に新しい看板発見。

画像1

ガッツリ系ステーキというキャッチフレーズが目立つ、店の外観全体が看板みたいな流行りのスタイル。
おそらく店名は「Max Steak」なのでありましょう。
いきなりステーキが開いた「ステーキで腹一杯」という市場に続々、新たな挑戦者がやってきている状況。ニューカマーです。
ビックロと大塚家具の間にあって、隣は人気のてんぷらてん「つな八」という一等地。
もともとカジュアルステーキの「ふらんす亭」があった場所で、多分、ふらんす亭の新業態なんだろうなぁ…、と思って階段を地下に向かう。

画像2

すると「Hawaii生まれでEcota育ち」ってわけのわかんないキャッチフレーズ。Ecotaって西武池袋線の江古田駅のこと?って思うも一体なんでなんだろう。

画像3

地下に降りると本部の人らしきおじさんがニコニコしながら出迎える。
きくとやっぱりふらんす亭の新業態。1号店が江古田にあって、店に流れるBGMはモダンハワイアン。造りも木造りでパンケーキを売っていてもおかしくなくて、それがハワイ生まれということなのでありましょうや…。

画像4

続々やってくるお客様はハワイなんてまるで関係なさそうなスーツ姿のおじさんか大食い系のにぃさんたち。レモンステーキが恋しくないですか?って本部の人にきくと、それがあると既存店との差別化ができないからバッサリ我慢をしたんですって。新業態とはそういう覚悟でできるもの。悪くないなとまず思う。

画像5

コンロ状のステンレス製の台の中に固形燃料。
上に焼けた鉄板をのせ、じゅうじゅうしながらやってくるのが料理の特徴。

画像6

塊肉はレアの状態で、好みで焼いてくださいね。そろそろいい加減だなぁ…、と思ったらこれを差し込み火を消して…、って丸い絵付きの鉄のプレートを渡される。

画像7

まず鉄板が熱々で、温度が結構持続する。
その上、固形燃料も案外長持ち。温度を上げることはないけど下げずにずっと熱々のまま。ぼんやりしてると焦げてくる。でもこのシズル感の作り方はなかなか上手い。

画像8

それにしても表看板にも書かれていたように「付け合わせが鳥の唐揚げ」。野菜はなし。希望で唐揚げを野菜に変えることもできるというのだけれど、ほとんどの人が唐揚げのまま。男の子の夢が現実になったような盛り合わせ。

画像9

なにより唐揚げがおいしかった。サクサクとした表面にふっくらやわらかな肉の口どけ。これまた今の嗜好の真ん中。よく考えたなぁ…、って思う。
ただ全部食べたら水がおいしくてしょうがなかった。化学の力のせいでござんす。これから多分、増えるんだろうなぁ…、って思う。戦国時代でございます。

画像10


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?