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くらわんか…、今日もお弁当にありつけた!

今日は目覚めが悪くて朝ごはんを食べ損ない、銀行仕事で手間取ってすっかり腹ペコ。
おいしいもので気持ちまでもを満たしたくって「くらわんか」にくる。

新宿駅前のビルの地下漆喰壁に焦茶の太い柱に梁。しっかりお金をかけた見事な造りのお店。しゃぶしゃぶのざくろなんかもこういう雰囲気。 ボクは好き。
仕事でもたもたしたからちょっと出遅れ気味でお店はかなりのにぎわい。お店の人もてんやわんやでワサワサしてた。

目当ては「くらわんか弁当」で、カウンターの中の配膳台に並べられたお弁当箱の分でおしまいという限定商品。見るとまだわずかながら残っていました。

お茶を運んでくれた人に「弁当ください」って伝えてまずはほっとする。弁当箱は着々と減っていきます。
それから5分ほどしたかなぁ…、ボクの隣に座ったおじぃちゃんがぜいぜいしながら「お弁当、まだある?」って心配そうに聞くんですネ。
急いで歩いてきたんだろうなぁ…。
気持ちは思いっきり駆け足だったに違いなく「まだ2個あります」って答えに「じゃぁ、それで」ってうれしそうにしてらっしゃった。
もし、もうありませんって答えだったら、ボクの分を譲ってさしあげなくちゃいけないかしら…、って思わせるほどの切羽詰まった感じでボクもホッとする。

お待たせしましたと料理が到着。

円形の二段重ねの弁当箱、汁の椀にご飯茶碗、冷奴、ひじきの煮物が入った小鉢にサラダと器がぎっしり並ぶ。

お弁当箱の蓋をあけるとまず上段におかずが並ぶ。

手前に刺し身、お漬物。奥に野菜の煮物に焼き物、揚げ物、だし巻き卵。
下の段にはご飯のお供。

しらすおろしにニラのおひたし、ゴボウの胡麻和えと食感、味わい、多彩でうれしい。一人分しかつくらない今のボクにはこういう料理はありがたい。

揚げ物は魚のフライ、焼き物はブリの照り焼き、鶏もも肉の味噌焼きでした。ブリも鶏肉も皮がバリッ焼かれてなんとも香ばしく、噛むとジュワッと脂のうま味が口に広がる。
それにしてもこんにゃくの煮付けの中まで味がしっかり入っているのがいつもながらに感心します。自分でつくるとこうはならない。
味噌汁は油揚げとキャベツが実。キャベツがパリパリしているところが不思議にステキ。雑穀ごはんが案外たっぷり。お腹が満ちます。

セルフサービスのコーヒーが自由に飲めるのもありがたく、隣のおじぃちゃまもたのしそうにお弁当を食べてらっしゃる。おゴチソウ。


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