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カシミールカレーとクリームコロッケは無敵の組み合わせ

淡路町まで歩いて昼を「ジンコック」にした。

人気のカレー専門店。お店の外には4人の待ち客。時間は11時半というランチタイムには早い時間で、それから続々、人が集まってくる。
近隣のサラリーマンに工事現場の人たちと、みんな腹ペコ顔でじっと待っている。
ひとり、あるいはひと組づつの案内でだから時間がかかるのだけど誰も文句を言わず待っている。

ポッテリとしたインドカレーに酸味がおいしいトマトカレー。サラサラのカシミールカレーとカレーの種類は3種類。
茄子と野菜のカシミールカレーをお願いし、カニクリームコロッケを追加する。
揚げ物用の油はラード混じりなんでしょう…、カレーの香りに甘い脂の匂いがまじる。10分ほど待ち料理ができる。

茄子にじゃがいも、玉ねぎ、ピーマン、ニンジン、キャベツにブロッコリ。ひよこ豆もゴロゴロ入って野菜のカレー煮みたいな感じ。ご飯の上にばっさりかけて、さぁ、食べる。

辛さが4段階から選べるんだけど二番目に辛い「極辛」にした。カシミールカレーは辛さがおいしさの基本にあるからそれで辛いの。
ひと口食べると舌がビリビリ、痛くなるほど辛いのですネ。
辛さで舌が敏感になるからなのか、うま味が後から後から押しよせてくる。野菜ひとつひとつの持ち味はカレーの味でぼやけてるけど、野菜それぞれの食感は残ってそれをおいしく感じる。

クリームコロッケがおいしくってネ。衣がサクサク、ベシャメルソースのとろける感じがサラサラカレーに変化をつける。しかもそれらが甘くて舌がホッとするのがオモシロイ。

サラサラなのにご飯がしっかりからめとり、食べすすめるとお皿が汚れずきれいなまま。これなら指ですくって食べることもできたろうにと思ったりする。オキニイリ。


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