ドトールコーヒーに非ず。ドトール珈琲店で朝
丸ノ内線には「三丁目」が名前につく駅が3駅。
新宿三丁目に四谷三丁目、そして本郷三丁目。都営地下鉄も含めて地下鉄全線に目を向けると志村三丁目という駅が都営三田線にあり、「○○丁目」とつく駅は青山一丁目と銀座一丁目があるだけ。つまりたった6駅。
意外と少ない。
しかも二丁目はなく、三丁目が多いと言うのがオモシロく、おそらく町のどこからも便利な場所を探すとそこが三丁目だった…、ということなのかもしれないなぁ…。
なんてぼんやりしながら今日は本郷三丁目。
いつも日曜はのんびりとした駅のはず。それがホームに人があふれるほどのにぎわい。
どうしてだろうと調べてみると今日は東大の「五月祭」の最終日。
人の流れは一直線に東大へ。ボクは途中の「ドトール珈琲店」に寄る。
セルフサービスじゃなくてテーブルサービス。お一人様用のブース席が作られてたりシャンデリアがぶら下がっていたりとちょっとリッチな設え、サービス。
朝食メニューもカフェ寄りです。
ピザトーストセットをもらう。
ブレンドをお供に…、と言ったら、どのブレンドにされますか?と。
豆の違いで3種類。ビターブレンドを選ぶと「ミルクは使いますか?」と聞いてくる。ミルクももらう。
まずピザトーストがやってくる。
リーフサラダに食パン二分の1のピザトースト。ソースの上にピザソース。玉ねぎ、ピーマン、ソーセージにベーコンと具材をちらしてチーズを乗せる。
焼き上がったところにパセリをパラリ。彩り添えて出来上がり。
コンベクションオーブンで焼いたのでしょうネ…、とろけたチーズの焦げ具合の見事なことにうっとりします。さっくり歯切れるトーストにチーズのとろけ、少量ながらピーマンの香りがおいしい。悪くない。
ピザトーストを3分の2ほど食べたところでコーヒーがくる。
一杯、一杯、ハンドドリップで仕上げるコーヒー。時間がかかるからでしょう。まるでピザトーストが前菜でコーヒーがメインディッシュといった感じがオモシロイ。
ひと口、ズズッとすすってみると自然な甘みとカカオっぽい香りがただよいなかなかおいしい。砂糖を入れてみようとポットの蓋をあけると中には小さな角砂糖。
3個しずめてミルクを注ぐ。
コーヒーの酸でミルクがチリチリ縮れ、模様を描いて混ざってく。コクリコクリとゆっくり飲んで、しばらくぼんやりいたします。
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