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グッドモーニングモーニング、歩いてワッフル

テクリと歩いて「グッドモーニングカフェ」。

家から歩くと右手がしばらく新宿御苑。緑ゆたかな公演が自然のクーラーみたいな役目をしているのかなぁ…。
ほんのちょっとだけ涼しく感じる。
都会の中の公演は宝物です、ありがたい。
朝から暑い。さすがにテラスは人影まばら。ワンちゃん連れの人たちが2組だけと静かな景色。
お店もほどよく空いていました。
キッチン脇のオキニイリのテーブルに付き、ライスボウルとアイスティー。
ライスボウルは目玉焼きがついているのだけれど、それをスクランブルエッグに変えてもらって100円アップ。それでも1000円ちょっと。

そういえばかつて朝食といえば500円とか600円で飲み物までつくというのが相場だったけど、最近ではファストフードのチェーン店でも700円超えが当たり前になってきた。おしゃれカフェに至っては1000円超えは当たり前。
朝といえどもわざわざやってくるお客さまの期待に答える値段設定ということでしょう。悪くない。

座った席の正面にスライサーが置かれてる。
ハムやソーセージをスライスするためのスライサー。
ここは開店当初から加工肉にこだわったメニュー構成。
ライスボウルのソーセージも自家製です。

ご飯の上に具材たっぷり。
こんがり焼けたソーセージ。
ふっくらとしたスクランブルエッグにパリパリに焼いたチーズ。
蒸し鶏、葉っぱサラダに海苔とにぎやか。

焼けたチーズを剥がすと下にはグリルトマトが隠れてる。
そしてひたすらソーセージと蒸し鶏を切っていく。それぞれ一口大に切り分けて、焼けたチーズを指でちぎってスプーンでご飯をひっくり返す。ご飯の下にはオニオンスープを煮詰めたようなソースが入ってて、かき混ぜていくとそれで味が整う趣向。

混ぜていくとスクランブルエッグやトマトのせいでご飯が徐々に濡れるようになっていく。ピラフとリゾットのちょうど間みたいな感じかなぁ…、朝のお腹にうれしい仕上がり。
しっかり混ぜてもところどころで味がまばらになっている。

トマトが混じったところはトマトリゾットみたいな感じ。スクランブルエッグが混じったところはオムライスを食べてるみたいな感じにもなる。
海苔が入ると一気に和食に近づいて、オニオンソースがまるで醤油のようにふるまうステキ。

ご飯の料理ではあるのだけれど、ご飯の存在感よりも具材の多様な食感や多彩な味や風味がたのしくて分量以上にたくさんの物を食べたような気がしてくるのがオキニイリ。

もう台風の影響なのかなぁ…、風が強くて突然雨が降ったりもする。晴れているときに歩きためておかなくちゃ…、って新宿御苑の中をぶらぶら。家に帰る途中で新宿2丁目のスタバでのんびり。

さすが場所柄、20人近くのお客さま中、ざっと見ただけでも10人以上のほがらかさんがいらっしゃる。
みんなおしゃれで仕草たおやか。インバウンドほがらかさんも混じってて、国が違ってもひと目でわかる共通点がオモシロイ。

いっぱい歩いたご褒美にアメリカンワッフルを選んでアイスドリップのお供にしました。
カリカリじゃない。
どちらかといえばふっかりしていて引きしまったパンケーキを食べてるみたいな感じなんだけど、凸凹の部分がサクッとしていて歯触りがよい。

手でちぎって食べてたら指が油でツヤツヤしてきた。
おいしい油は心の栄養って思って食べて、また歩く。


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