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この空間が残ってくれるだけでうれしい、ありがたい…。

中野の「ブリック」が営業再開したというのでやってくる。

リニューアル前は昔ながらのサントリーラウンジで、タナカくんが大好きだった。
キスチョコやチョコポッキー、缶ごと焼いたオイルサーディンと手軽な値段のおつまみを肴にグビっとハイボール。やはりオキニイリの第二力酒蔵や立ち鮨一で食べた〆によく来てた。
いい意味で野暮ったくって気軽に飲めるのがいいんだよね…、って。
彼が逝った2週間後に閉業しちゃって、「タナカくんがブリック連れていっちゃった」って寂しくなった。彼の友人と思い出話をすると必ずココで一緒に飲んだんだ…、話が飛び出す。好きなお店だったのです。
それから2年。若い人が引き継いで営業再開。

夜しか来たことがなかったから昼間の店は眩しくてお酒も出せるカフェって感じがあたらしい。
有楽町のはまの屋コーヒーが若い人に受け継がれ営業再開したときと同じ感覚とでも言いますか。ちょっと違和感があるけれど、この空間が生き残ったことを感謝しなくちゃいけない。ありがたい。
昼の時間、お酒は一階、2階はコーヒー。2階に上がってウィンナコーヒー選んで飲んだ。

メニューを見たらほぼ一新で、大好きだった料理は全滅。しょうがない。ジャズを聞きつつウィンナコーヒー飲んでぼんやり、なつかしむ。


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