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ガストで Cooking on Dish

ガストで朝食。

1ヶ月ほど前に来たときに、「今日はお店のスタッフが全員日本人でびっくりしたと同時に、そういうことにびっくりした自分にびっくりしたよ」って日記を書いた。
もう東京の飲食店…、特にチェーン店で外国人が働いていることは当たり前。
うちの近所のバーガーキングなんて全員スタッフは外国人。
しかも彼らがキビキビ働き、しかもハンバーガーショップということも手伝って、違和感がなくむしろ本物っぽく思えてしまう。

セルフオーダー端末が行き渡ったということも大きな理由のひとつなんでしょう。
お店の人とのコミュニケーションを求めて飲食店に行くと肩透かしを食らってしまう時代です。
ガストのグランドメニューはどんどん簡略化されてきていて特に軽食商品の絞り込み方のすさまじいことにびっくりしちゃう。
一方、朝食メニューはどんどん多彩で豊富になってく。ファミレス業態で朝から営業している店が減っているから、無競合の時間帯を積極的に攻めてやろうということかしら。オモシロイ。

スクランブルエッグとベーコン、ソーセージの朝食セットをノードレッシング、ご飯少なめで注文し、ドリンクバーでトロピカルアイスティーをグラスに注いで待ちます。
今日は朝からにぎやかで、2台いる配膳ロボくん大活躍。すれ違うとき互いが道をゆずりあう様子にニッコリしてた。
そしたら厨房の方から「キャンユーメイクスクランブル?」って声が聞こえる。
バリバリの日本語英語で厨房スタッフに指示を出しているのでしょう。それからもずっと英語日本語チャンポンで陽気に声をかけているのがどういう人か見たくて、アイスティーをお代わりついでに厨房の中を覗いてみたらニコニコ顔のおじさんでした。これもひとつの国際化。

配膳ロボくんが料理を運んでやってくる。
ほどよく料理は整っていて、けれどソーセージとベーコンをみるとかなり焦げている。

ベーコンなんて表面に脂の泡がこびりつくような状態で、それが好き!
日本のベーコンソーセージは焼き具合が足りないことがほとんどで、これぞインターナショナルって思ってニッコリ。

サラダをまず食べ、空いたところでベーコンを切るとガリガリ砕けてベーコンチップができていくのにまたニッコリ。
ソーセージも一口台に切り分けて、ご飯を乗せて醤油をたらり。

スプーンとフォークを使ってお皿の上を混ぜ合わせ、フライドライス風にしていく。
ご飯の粒をつぶさぬように軽く持ち上げかきまぜてまた持ち上げてをくりかえし、ご飯と具材が混ざり合ったところで胡椒をたっぷり散らして出来上がり。

少量ご飯に対してスクランブルエッグが多くて、そのしっとりでフライドライスとリゾットの間のようになって仕上がっている。
と言ってべちゃべちゃしているわけでなく、ご飯のパラパラ感はほどよく残って、なにより卵が吸い込んだバターと醤油の風味がおいしい。

醤油ってすごい調味料だなぁ…、って思うのが、焼いていないの焦げたような香ばしさがある。
途中でタバスコかけて酸味と辛みを足してやり、ケチャップしぼってケチャップライスのようにして〆。あっという間にお腹に全部おさまった。

エスプレッソを大きなマグに注ぐとさみしく見えてしまうからお子様用の小さなカップに注いでゴクリ。よき1日がはじまります。


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