袋麺でとびきりの焼きそば

画像1 ありきたりの食材でとびきりの料理を作る。 かわりに下ごしらえをしっかりし、一旦調理がはじまったらあっという間にできあがり、あっとう間にお腹におさまる。 腹一杯!っていうのが家で作る料理ならではのゴチソウなんじゃないかと思う。 例えば焼きそば。うちで焼きそばを焼こうと思ったらもう大騒ぎ。
画像2 まず前日の夜にテレビを見ながら麺をほぐします。 圧縮されて袋に入っているのを取り出し、数本がくっつきあっていてるのをゆっくり、やさしく剥がす。 最初はちょっと難儀します。 千切れそうになるのにどきどきしながらほぐし、一本、そしてまた一本。 麺がまとった油がくっつき剥がす指がテカテカしてくる。すべらぬようにタオルで指を拭いつつ、20分ほどもするとキレイに剥がされほぐされ、一本づつの縮れ麺になってくれると第一段階、めでたく完成。 冷蔵庫の中で休ませ、そして翌朝。
画像3 テフロン加工のフライパンに油をひかず麺を広げて火をつける。 弱火でジリジリ。動かさないでじっくり熱を通していくと軽く焦げた香りがしてくる。フライパンを揺するとスルスル動くようになったところでひっくり返してまた焼いていく。 表面パリパリに仕上がったところで一旦取り出し両手で軽くほぐしてまた休ませる。
画像4 フライパンで具材を焼きます。野菜はみずみずしいけど水っぽくなく細切りできて麺に馴染むものならなんでも。もやしならばヒゲをとり長さを揃えておいたもの。ピーマンは輪切りじゃなくて縦に細切り。ニラやネギ、あるいはニンジンなんかがいいかなぁ…。ボクはピーマンの緑の香りが好きなので必ずつかう。 脂を含んだ豚バラ肉やツナのオイル漬けをまずフライパンに入れ脂や油が滲んできたら具材を投入。塩と故障で下味入れつつ炒めてく。
画像5 ほどよいところで焼いてほぐした麺を入れ、手早くまぜて具材と合わす。 そして味付け。袋麺の粉末ソースを半分だけ。紹興酒で溶いて創味シャンタンをほんのちょっとだけ。フライパンの中身に満遍なくふりかけて炒めて完成。食べてみて、ちょっと味が足りないなぁ…、って思ったら鰹節をたっぷりかけて混ぜて食べれば味が整う。 カサカサ、麺の焦げたところがパリパリたのしいアクセント。麺を焼くとき赤唐辛子を刻んで一緒に炒めると辛く仕上がりビールのお供になるのもたのしい。時間をみつけて作ってみよう…、ってまた思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?