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東京に究極の「おしのびホテル」があるのです…。

男性ふたりがホテルに泊まる。

仕事ではなくあくまでレジャーで。
同じ部屋。
できればダブルベッドのある部屋で、こころおきなくホテルステイをたのしみたい。

そんな気持ちに適したホテルってどんなホテルなんでしょう。

日本全国の飲食店の経営者をクライアントにしたコンサルティング会社を経営していました。
定期的に経営者が集まる勉強会があって、会が終わると懇親会。
会食形式だったりパーティー形式だったりとスタイルは変われど、そこでの話題は最初は真面目な敬遠談義。
お酒がすすんで場の空気がほぐれてくると、艶っぽい話の花が咲きます。
英雄色を好むではないですが、東京出張を言い訳に彼女と一緒にどこに泊まった、あそこに泊まったと自慢話は盛り上がる。

そういう話に水を聞いてると、ゲイとしての毒と棘が体の中からムクムクでてくる(笑)。

プライバシーを売り物にしているホテルがたくさんあるけど、ロビーや通路、エレベーターは誰と出会うかわからぬ公の空間。
ばったり知り合いと会うこともある。
もしその知り合いが奥さんだったらどうします?

実際、そんなことがあって会社の株も財産も半分持っていかれた経営者の方もいらっしゃるんですよ…、って脅すとみんな顔が真っ青になる。

おしのびステイを「誰にも見つからない」ことを課題にすると、別々にホテルに入り、時間差で部屋に入って部屋にずっと閉じこもり、別々に部屋を出てホテルを出ていくようなことになる。
それなら別にラブホテルでもいいことで、ホテルライフを満喫しながら、にもかかわらず「おしのび」であるのじゃなくちゃつまらない。

「誰にもみつからないホテル」ではなく、「誰かに見つかったとしても言い訳ができるホテル」じゃないといけない訳です。
これってゲイのホテルステイと同じ条件なんですよね。
だからボクはずっと真剣に探し、実際泊まってやっと見つけた。
究極のおしのびホテルがあるんですよ…、というとみんな教えてくれってもう大変。
ボクは一躍人気者です。

さて、そういうホテル。
東京ならばどこだとみなさん、思われますか?
メンバーだけにお教えしましょう…、こっそりと。

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