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クロワッサンサンドイッチにカプチーノ

朝ご飯を食べましょうかと野村ビルの地下に降ります。ポールバセットにやってくる。

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しばらく休業していてやっと再開。
エスプレッソマシンが置かれたカウンターに、しっかりとしたシールドが設置されて対策万全。
「とりあえず」感が漂うひらひらビニールカーテンと違って、お店の人の仕事や表情が変わらず見えるところがステキ。

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壁もなくシームレスにつながるサルバトーレのメインホールの上の天窓。日除けの天蓋が閉められていてそれでかちょっと景色が寂しげ。ひんやりとした地下独特の涼しい空気にホッとしながらしんみりとする。

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クロワッサンのサンドイッチにカプチーノをお供にしました。
バターたっぷり。
表面ザクザクたのしく壊れ、生地そのものはしっとりとしたクロワッサンに塩気の強いハムにチーズにレタスがはさまる。
調味料は使わず素材の持ち味だけで味わう趣向。

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千切るとパラリとクロワッサンの生地が崩れてお皿にちらかる。そのパラパラが口の中でどんどんとろけてなめらかになり消えていくのが儚くおいしい。
クロワッサンの焦げた香りと自然な甘味。端のガリっと焦げたところを食べるとまるでキャラメルみたいな風味がするのが面白い。エスプレッソのお供にぴったり。

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ここのエスプレッソは好きな味。酸味がおだやか。苦味、渋味に深みがあって自然な甘さがあっておいしい。スティームミルクをくわえて飲むと、ぽってりとした喉越しにビロードみたいな飲み心地。ウットリしながら朝の時間をのんびり過ごす。

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すると天窓の覆いが開く。
外の光が降り注ぎメインホールが朝の光に包まれて椅子やテーブル、壁や床までが輝きはじめる。ボクの気持ちもあったかになる…、しばらくぼんやりいたしましょう。


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