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洋麺屋五右衛門プロデュースみたいな牡蠣のそば
ひさしぶりに近所の「いまゐ」。
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ドトールコーヒーと同じグループ。スパゲティーの五右衛門、星乃珈琲、オスロコーヒーと同じ会社のセルフのそば屋。
四谷三丁目の4つの角の3つにグループ店舗が集まる。
10年ほど前にはたこ焼きの銀だこ系のお店が集まる町だったなぁ…、ってなんだか不思議に思う。
お店の前には季節メニューが書かれた垂れ幕。
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夏はトマトや茄子を使った冷たいそば。秋にはきのこの温かいそば。冬はと言うとあんかけ、カレー、鍋焼きうどん。牡蠣を使った熱いそばやら冷たいそばが種類豊富で魅力的。
鍋焼きうどんが750円とお手頃価格。
牡蠣のそばが同じく750円。
「牡蠣と九条ねぎのバター醤油炒めぶっかけそば」という日本料理のように思えぬ商品名に惹かれてそれを選んでたのむ。厨房の方からバターが焦げる匂いが漂ってきて、まもなくしたら出来上がり。
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こんもり盛った蕎麦の上に具材がキレイに盛り付けられる。
真ん中に牡蠣が二粒。
ベーコンとしめじ、九条ねぎをバターでこんがりソテしたもの。
天かすと刻み海苔がなければまるでスパゲティーの具材のようで、香りもどこか西洋的。
スパゲティーの五右衛門がそばをプロデュースしてみました…、って感じがするのがおもしろい。
牡蠣は決して大ぶりじゃない。
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フレッシュじゃなく、おそらく蒸したものを冷凍するなりして運ばれてくるのでしょう。それに粉を軽く叩いてバターで焦げ目を軽くつけて仕上げてる。食べるとこれが立派に牡蠣の味がして、むっちりとろける感じも決して悪くない。750円という値段で売れる最善の牡蠣って感じがします。いい工夫。
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麺は頑丈。歯ごたえがあってざっくり歯切れる。蕎麦の香りはひ弱だけれど、そもそもタレや具材をたのしむ商品作り。麺はお腹を満たすため…、そして歯ごたえたのしむためと割り切ればよし。悪くない。
甘めで酸味はやさしいタレです。めんつゆ風とでもいいますか…、何と食べてもおいしく感じる。
それにしてもバターと蕎麦ってあうんだなぁ…、バターを媒体としてベーコンも決して不自然じゃない組み合わせになる。おもしろい。
ハフハフズルズル、そばを食べてたら中からカブが転がしだしてきた。
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これもバターで焼かれてて、なのに芯はみずみずしくてフルーティー。
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最後にそば湯でタレを薄めて飲んだらこれまたバター風味で案外旨い。
新たの味の発見でした…、おもしろい。
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