名称未設定_1

ハンバーグとハンバーガー

昼の気分はハンバーグ、あるいはハンバーガーという感じ。
それで家の近所の「バーグホリック」にやってきてみる。

画像1

ハンバーガーとクラフトビールのお店として開業した、この界隈では珍しい大型のレストラン。
大きなテーブル。ユッタリとした椅子。通路も広くてカフェのようにも使えるし、今日のようなお休みの日にはファミリーが来てファミリーレストランのようにも使える。
便利なお店。

画像2

大通りに面したビルの2階にあって、まっすぐ前を向いて歩く人には見つけづらくて、空を見ながら歩く人には必ず大きな看板が目に入ってくる。
事前知識がなければ見つけづらく、フラッとお店を選べるようなこともなくいつも必ず座れる。
通りを挟んだ反対側に別のハンバーガショップがあるのだけれど、そちらはビルの一階でしかも小さい見るからに専門店風。だからかいつも混んでいる。飲食店をはやらせるっていろいろあってむつかしい。今日ものんびりしたムード。

画像3

ハンバーガーレストランではあるけれど、ハンバーグステーキもある。
しかもハンバーガー用とハンバーグ用ではパテを変えて仕上げてる。ハンバーガー用パテは重しを乗せて平たく仕上げ、ハンバーグ用は重しの代わりに蓋してふっくら。膨らんだ状態で焼き上げている。ハンバーグ=ジャンバーガーのバンズ抜きって短絡的じゃないのがステキ。良心的。
ただそのハンバーグに乗せるソースやトッピングはハンバーガーと同じもの。だから種類が極めて多くて組み合わせを自由にカスタマイズできるところがたのしい。

画像4

スパイシーサルサを10段階の辛さの真ん中、5を選びベーコン添えて作ってもらったハンバーガー。玉ねぎ、パプリカ、若いアボカドがダイスカットにされオリーブオイルとハラペニョまとって真っ赤にそまってハンバーグの上にドサッとのってる。

画像5

サルサをどけるとハンバーグからすでに肉汁が噴き出している。
ナイフでガサッと切るとボロリと、牛挽肉が崩れて散らかる。
肉汁は挽肉の中にしっかり蓄えられてて噛むとジュワッと口が潤う。
サルサの辛味で牛肉の脂の旨味がひきしまる。

画像6

ご飯をもらって熱々のフライパンの中に投入。ざっくりかき混ぜるとサルサの色と辛味が移って、牛脂の旨味もこびりつく。
なかなかうまし。
ベーコンは分厚くしかもしっかりとした歯ごたえで、噛みしめると塩の旨味と燻した香りが口に広がる。こりゃ最適なご飯のお供。

画像7

サイドにフレンチフライとオニオンリングス。個人的にはもっとがっしり揚がってほしく、芋の甘みを楽しませたいからなのでしょう…、サクサクよりもほっくりの方に食感が向かってる。日本的なる芋の揚げ物って感じでござった。

画像8

友人はにんにくソースをたっぷりトッピングしたハンバーガー。これもオールビーフではあるけれどより細かく挽いた挽肉を使ってムチュンと歯切れる感じ。ぽってりとしたバンズと一緒に食べるとおいしいように仕上がっている。酸味控えめなマヨネーズ。マスタードも多めにほどこしなかなか上等。

画像9

お供の飲み物にレモネードを選んでみた。
そしたらこれがサービス精神旺盛すぎる仕上がりで、つまり甘くて酸味がとっても強い。ボクが好きなのはカリフォルニアの夏に家で作ってがぶ飲みするボヤケた味のレモネード。お水をもらって割って飲む。オリジナルのレモネード1に対して水が2くらいが丁度な感じ(笑)。ゴクゴク飲んで、腹いっぱい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?