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リカちゃんハウスが羨ましかった昔(笑)

今日から「バービー」が公開されました。

完璧を求められる国から放り出されて、人間の世界で自分探しをする物語。
原子爆弾を開発したオッペンハイマーを題材にした映画とのコラボミームで炎上してる…、なんてニュースが公開前に盛り上がってた。
日本の夏は原爆投下を哀しむ夏でもあって、キノコ雲を頭に被ったバービーの画像はやはり悪趣味。

以前からアメリカ人は原爆、水爆を軽く考える傾向にあった。
インディージョーンズでも原爆実験の爆風を冷蔵庫に入って防ぐなんていうおとぼけシーンがあったりもして、原爆ってそんなもんじゃないんだよ…、って日本人は突っ込みたくなる。

とはいえそれほど目くじらを立てるほどでもないかなぁ…、とボクは思う。
だって日本人も核融合をエネルギー源として放射能の炎を吐くゴジラを産んで愛でたりしてた。
映画の世界の物語。

興行成績は好調のようです。
先に公開されたアメリカでは公開日に7500万ドル(約106億円)を売り上げて、公開日の興行収入としては今年最高。
6月に公開されたスパイダーマンやスーパーマリオブラザーズも上回った。
コロナもすっかり落ち着いて明るい気持ちになれるコメディを求める人が多かったのでしょう。

脳天気なだけじゃなくてLGBTQに対する配慮をしたり、でも配慮しすぎて一部地域で放映禁止になっちゃたりもし、キャストも多民族にして体型多彩。
今ならではの工夫に満ちた作品ではある。

あるのだけれど、やっぱりこれってハリウッド的な世界観でできてるなぁ…、って思ってしまう。


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