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銀座イタリー亭の大人さまランチ

銀座一丁目のイタリー亭がワンプレートランチを再開させた。
いろんな料理をひと皿に盛り込んだ大人のお子様ランチみたいな商品で、コロナの間、やってなかった。
先日、お店の前を通ったらメニューを見つけて、こりゃ食べなくちゃとやってくる。

変わらぬ店です。

赤いテーブルクロスに天井からぶら下がるキャンティのボトル。
ベストに白シャツ、蝶ネクタイのサービススタッフ。
テーブルの上には自家製タバスコの瓶が置かれて、お冷の入ったガラスの瓶がテーブルごとにひとつづつ。
スーツ姿のおじさんたちが次々お店にやってくるのも、変わらぬお店のムードがあればこそなんだろうと思ったりする。
10分ほどで料理が到着。

楕円形の大きなお皿にサラダにスープ、料理にパスタがズラリと並ぶ。これだけの料理を10分以内で提供できて作り置き感が無いというのに感心します。

パスタはうれしい、ナポリタン。

銀座を代表する老舗イタリア料理店がナポリタンを作ってくれるというのがうれしい。
さすがにケチャップだけじゃなくトマトソースも使ってる。
だからアマトリチャーナのような風味もあるのだけれど、ベーコンじゃなくてロースハム。ピーマンもたっぷり使っているからやっぱりこれはナポリタン。
このナポリタンを目当てにやってくるおじさんたちも多くてらっしゃる。気取らないのが老舗の証。

葉っぱ野菜をオリーブオイルでドレスしてクリーミーなドレッシングをかけて仕上げた野菜サラダ。タマネギ、パプリカ、ズッキーニをトマトと一緒に煮たカポナータ。オリーブオイルでほどよいとろみがついている。

スープは冷たいコーンポタージュ。とうもろこしの自然な甘みにウットリします。
茄子のグラタン、エビとマッシュルームのオリーブオイル煮と熱々料理が2つ並んでメインはコンフィ。

鶏もも肉を鶏の脂で煮込んでて鶏好きさんにはたまらぬおいしさなんだろうけど、鶏の匂いが苦手なボクにはちょっと厳しい。
タナカくんならおいしく食べただろうなぁ…、って思いながら自家製タバスコで匂いを紛らし食べていく。茄子のグラタンに入ってた牛ひき肉をソース、チーズと一緒にバゲットにのっけてパクリ。腹いっぱい。

食後のアイスコーヒーを3分の2ほどそのまま飲んで、残りにミルクとポーションパックのガムシロを全部ぶちこみ甘々にして飲んで〆。満足しました…、オキニイリ。


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