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ストリーマーのアイスカフェラテ、なか卯のアイスすき焼きうどん

浅草から銀座線で赤坂見附。乗り換えついでにストリーマーコーヒーカンパニー」によってみる。

一時期空き家が目立った赤坂の町も今はにぎやか。
インバウンド向けの手軽なホテルがたくさんできたということもあるのでしょうネ。
古くはナイトクラブや高級レストランの町だった。
それが徐々に韓国料理の店に置き換わり、とはいえ夜にぎわう町であることにかわりはなかった。
ところが今では朝から活動する欧米系のインバウンドさんたちが好むカフェやエスプレッソバーが増えて町のムードは随分変わった。
コロナがひとつのきっかけにもなったのでしょう…、悪くない。

そんな中でも人気があるのがこのお店。インディーズ系エスプレッソ専門店のパイオニアで、同時に最も成功しているチェーンじゃないかなぁ…。
いい店を作る。
この店のエスプレッソカウンターなんてまるでDJブースのような設えで、働いている人たちをかっこよく見せている。

アイスラテをお願いしました。ショットは何杯にしますか?って聞いてくるのが独特で、ほとんどの人がダブルショットをたのんでる。

一度、トリプルショットをたのんだことがあるのだけれど、エスプレッソを3杯入れても苦味で胸が重たくなるようなことがなくっておいしかった。
おそらくダブルショットがデフォルトでしょう。

エスプレッソは酸味おだやかで苦味が深い。それにミルクがおいしいのでしょう…、甘みすらをも感じる味わい。
ゴクゴク飲んでカップを見るとコーヒー豆の粉がびっしり貼りついていた。いい仕事をしてくれたね…、ってねぎらいながら席を立ちます。
歩きます。


夜は近所の「なか卯」ですます。
先日、はじめて食べた冷たいうどんがおいしかったのを思い出し、それをもっとおいしくするにはどうすればいいだろう…、なんて思いながら券売機の画面をみつめる。
はいからうどんに唐揚げの組み合わせはおいしくていつもする。ただ関西風の汁に浸かっておいしくなるから、冷たいうどんのかけ出汁にはちょっと合わないような気がする。
冷たいかけ出汁は甘めで醤油の風味がどっしりしてる。
それに巻けないものじゃないといけないからなぁ…、って思いながら見ていると、牛すき皿が目に入る。
これこれ、これなら濃厚ダレに巻けないはず。もし相性が悪かったとしても、うどんのおかずに食べればいいと思ってたのむ。

うどんの上に青いネギ、それから天かす。牛すき皿は牛すき丼の頭がそのまま。牛肉、車麩、玉ねぎ、ニンジン。紅生姜をサイドに添えた。

冷たいうどんにはおろした生姜がついてくる。袋を破って絞り出し、軽くグルンとかき混ぜる。

牛すき皿をひとつまみ。うどんの上に乗せて一緒にズルンと食べる。

これ、なかなかの組み合わせ。肉うどんの冷たいのって感じじゃないのネ。すき焼きのあとのすきうどんの冷たいバージョンっていう感じ。牛肉の脂とうどんの相性がよくって、くせになっちゃうって思うほど。

結局、牛すき皿を全部のっけて汁まで注ぎ、山椒たっぷりふりかけズルン。冷たいものを食べたはずなのにお腹がほんわかあったかくなる。山椒効果?あるいは牛肉効果?多分その両方だよなぁ…、って思った。オキニイリ。


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