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おめざのワッフル

新宿に出たついでに朝のおやつをヴァーヴコーヒーロースターズで。

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新宿駅の新南口。
ニュウマンの中という扱いではある。けれど代々木側を見通すテラスに面してあって、大きな窓から外の景色を眺めていると郊外の一軒家のテラスをみているような気がする。
好きな店。

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感染予防対策の仕切りがしっかり作られたのに、それが決して煩わしくなくもともとこんなふうに設計されたのかなぁ…、って思わせるとこもいい感じ。
ワッフルを食べて朝をはじめることにした。

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リコッタチーズに自家製ジャムを添えたワッフルを注文し、お供にここで一番のオキニイリのカフェトニックを選んでたのむ。トニックウォーターの上にエスプレッソをそっと乗っけてオレンジの皮を削ってちらした飲み物。

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比重の違いでエスプレッソがふんわり浮かぶ。
ストローを使わず飲むと、最初は冷たいエスプレッソ。
そこに徐々にトニックウォーターの甘みが交じる。
そして苦味と渋み。
甘いかなぁ…、と思っているとエスプレッソの酸味が顔をのぞかせてフルーティーな香りまでする。
プチプチ小さな泡がはじけて、喉をやさしく撫で回す。
今日のカフェトニックはいつも以上にきっぱりきれいに分かれてみえてグラスの中に小さな海と空があるよう。
カフェトニックをのみながらちょっと待つ。カウンターの奥に置かれたワッフルメーカーからおいしい匂いが漂いはじめて、やっとワッフルが焼きあがる。おまたせしました…、ってワッフルがやってくる。食卓が甘い香りに包まれる。

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できたばかりのワッフルはしばらくふっくらしているのだけど、中の蒸気を吐き出すとザクザクしてる。小麦の生地を普通に焼いても端の部分はザクッと仕上がる。焦げた香りが風味良く他の部分にないおいしさがある。生地が凸凹状に押し付けられたワッフルは、その端っこが集まってできているような仕上がりで、どこを食べても香ばしい。

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そこにふっくらとしたリコッタチーズ。乳の香りがふくよかで若干すっぱく口溶けがよい。ホイップクリームのようにぺっとりしておらずあくまでフワッと軽い口溶け。自家製のジャムはフランボワーズを使ったもので、酸味と渋味がとても鮮やか。朝のお腹をあまやかす。


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