天一の昼。今日ははじめて穴子天丼
伊勢丹の食堂街の「天一」で昼。
ひさしぶりに来たらランチタイムのメニューが随分あっさりしちゃってた。おまかせはより高級に、おきまりは手軽な値段にという二極化メニューとでもいいますか。
ずっと食べてた特製天丼が姿を消しててガッカリするも「穴子天丼」というのを見つけてそれにしてみた。
タナカくんは穴子の天ぷらが大好きで、特製天丼に申し訳程度にひと切れついてた穴子の天ぷらを愛おしそうに食べていた。
だからいつもボクの穴子とタナカくんのエビ詰めしいたけの天ぷらを交換していたけれどそれでもどこか物足りなさそうに見えていたから、穴子が主役の天丼をよろこんだに違いないと思ってたのむ。
大きな丼。
蓋を開けるとご飯の上には穴子の山！
大きく太った穴子をまるまる１尾使った天ぷらに茄子にししとうという組み合わせ。
エビがいないのがいささかさみしくはあるけれど、名前通りの穴子天丼。
これもよし。
そして主役の穴子の天ぷらのおいしいこと。
衣はサクッとしててタレをたっぷりまとっていながら揚げ立ての天ぷら独特のほどよく乾いてカラッと軽やかな感じがほどよく残ってる。
肉厚でブルンとはぜる。脂がのっててねっとりとろけてご飯と混じる。
こわめに炊けたご飯がパラっと散らかりながら穴子と一緒にとろける感じがおゴチソウ。
甘めのタレはこうばしく、穴子独特の青い香りと混じってなんともおいしい。
そういえばここのサラダが好きだった。
レタスにパプリカ、スライスオニオン。野菜はパリパリシャキシャキで、ジンジャー風味のドレッシングがアメリカの日本料理店のサラダドレッシングみたいだね…、ってよく言っていた。固形の生姜は嫌いだったのに、生姜風味は好きだったっていうのもなんだかなつかしい。
それにしてもボリューム満点。これでエビが一尾だけでもあれば本当にシアワセなのに。エビの尻尾だけでもいいんだよなぁ…、カリッと食べればいい〆になるって思いながら穴子の尻尾をサクッと食べる。
しじみの汁の実までせせって腹いっぱい。
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