スパイシーでとろける朝のツナメルト
シティベーカリーで小腹満たしを企んだ。
ハムとチーズのフォカッチャにチキンブリトー、ホットサンドが軽い料理で用意されてる。
ホットサンドはスパイシーツナ。3ヶ月ほど前に食べたことがあって、たしかおいしかったんだよな…、と思ってたのむ。
お供はアイスコーヒーにする。
アイスコーヒーを番号札と一緒にもらいテーブルにつきのんびり待ちます。
今日もにぎやか。ほぼ満席。
この店のステキなところがノーゲストであることが絶対になく、かといって行列ができるほど熱狂的ににぎやかな訳じゃないとこ。
ほどよきにぎわいが1日ずっと続いていて、今が朝だか昼だか夜だかわからなくってしまったりもする。カフェとして理想的なにぎわい方じゃないかと思う。
併設されてるベイカリーショップもいつもにぎやかだもなぁ…、ショップもカフェもそれぞれ規模がほどよくてたくさんできたシティベーカリーの中でもここが一番好きなオキニイリ。
さて料理到着。
紙に包まれやってくる。
全粒胚芽パンを10枚切りの薄さにし、フィリング挟んでこんがりトースト。
焼き目もキレイで小麦の香りもなかなか華やか。
一口齧る。
サクッと歯切れてぽってりとろける。
まだ辛くない。ツナの気配もほとんどなくて、口の中にあるのはおいしいチーズメルトなトースト。
こんな味だったっけって思いながらふたつにザクっと割ってみる。
割った瞬間、ボクがこれを好きな理由を思い出します。
トーストに挟まれていたフィリングがトロンと溢れてこぼれ出す。ツナの香りに混じってハラペニョの緑の匂いがガツンと鼻を直撃するのね。
そうそうこれ…、この香り。それが好きな理由だったと思い出す。
しかもツナとハラペニョの香りは口の中でもずっと居座り、鼻から抜ける。カサカサに焼けた胚芽パンの香りもそこに混じってどこか日本離れしたエキゾチックな香りにうっとり。
チーズはとろける。ツナはしっとり、そしてハラペニョの突き抜けるような辛みが舌をピリピリ刺して、温度以上に熱く感じるオゴチソウ。
構成している素材はドトールコーヒーのツナチェダーチーズとほぼ同じ。ツナチェダーはみじん切りの玉ねぎ、こちらはハラペニョという部分が違っているだけのはず。
なのに味の印象、食感がまるで違って感じるステキ。パンが薄くてやけていいる分、フィリングの存在感が力強いのも違ったところ。
このカサカサでポッテリも、ツナチェダーはフカフカでトロトロも好きなことには違いない。
ちょっと酸っぱいアイスコーヒーで口のトーンを整えて〆。さて打ち合わせにいきましょう。
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