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ミルクレープの特別

食後にドトールコーヒーでお茶にした。

アイスラテを選んで甘いものも一緒にとミルクレープをお供にします。
商品もらって階段をトントン降りて地下にくる。いつも座っていたテーブルでのんびりたのしむことにする。

この先端の見事なとがり具合。

横を見るとその断面は見事にスパッと切り分けられててうっとりしちゃう。
薄いクレープとポッテリとしたクリームが積み重ねられて出来上がったこの造形。

グルンとお皿を回してケーキの外周部分を見るとクレープしかみえないのネ。下のクレープは小さくて上にいくにしたがって大きくなっていくからなのか、縁はキレイにクレープでおおわれしかもしっとりしてる。
クレープ一枚一枚にシロップを吸い込ませているのでしょう…、互いに貼り付きゆるがない。

フォークを当てるとコツコツコツコツって軽快なリズムとともに切れていく。フォークがクレープに当たったときとクレームに触れたときで異なる感触が続いてカチンとお皿に当たる。

切り分けられてもしっかり形を保ったままでお皿に倒れる。ところが口に含んだ途端にハラリと剥がれて散らかっていく。
端の部分を切ってみるとこれが頑丈。
倒れそうでいて倒れず、マトリックスのキアヌリーブスのように背中を反らせてずっとそのまま我慢する。

他のところよりクレープの割合が多いからでしょう…、ちょっと乾いた感じがするも、噛むとクレープに染み込んだシロップがジュワッと滲み出して口を潤す。クレープが焦げた香りなのか、カラメルっぽい香りがするのがオモシロい。
食べるところで味も食感も印象が違って感じるところがミルクレープの醍醐味かなぁ…。
おいしいなぁ…、このおいしさはやはり特別。真ん中のクリームがひときわ多いところを最後に食べる。おいしかったよって席を立つ。


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