見出し画像

機内食でお国柄をたのしむ

東南アジアのナショナルフラッグ系列の機内食会社と仕事をしたことがある。
機内食ってとても特別。
なにより「安全」というものに配慮しないといけないんです。
逃げ場のない密閉空間です。
しかも長距離フライトになれば10時間以上も閉じ込められる。
もしそこで食中毒が起きたらどうなるか。
考えただけでもゾッとしますよね。

ちなみに現在、民間の定期便として最も長い距離で就航しているのが、シンガポールエアラインのニューヨーク発シンガポール行き。
航続距離なんと1万5332キロ。
飛行時間は18時間40分で、2021年以降、ずっと首位をキープしている。
飛行機の開発は「航続距離と乗客の体力のせめぎ合い」って言う人もいるほどで、開発する方も命懸けなら乗る方だって命懸け(笑)。

衛生面のみならず配慮しないといけないのがアレルギーや宗教的な食の禁忌に対応しなくちゃいけないところ。
その機内食製造会社には常時、100を超える料理が調理できるように準備されてる。


神さまがダメと言ったら食べちゃダメ

ここから先は

1,720字 / 1画像

ベーシックプラン

¥500 / 月
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?