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父の日用のパパカスタード

昨日は泊まりの出張があり、朝早くの電車で東京まで帰ってくる。
在来線の快速電車。これが満席のおおにぎわい。
行楽に出かける人たちの大移動にて、コロナの終わりをしみじみ感じる。
東京駅に着いてテクっと歩き、朝ごはんをドーナツにする。

クリスピークリームの有楽町の駅ビル前の地下の店。
近所に大きなフラッグシップ、東京フォーラム店があるのだけれどここにはとても気持ちいいスタッフさんがいて彼女に会いにやってくる。

元気で明るい。
でも元気すぎない、明るすぎない、ほどよい加減に癒される。

「パパカスタード」って明日まで限定のドーナツ。

まばらにちらかるアーモンドが髪の毛のようでもあり、でも見ようによってはカッパのようでもあって、子供がクレヨンで描いたパパの絵がそのままドーナツになったみたいな感じにニッコリ。

明日は父の日なんですね。
フェレットのテツのボクがパパでタナカくんがお父さん。
だからふたりで互いを「お父さん」「パパ」って呼んでた。
だから、父に日には互いに贈り物をしていたものです。
なんだかちょっとなつかしい。
ところでアイスコーヒーをお供にしたら紙にカップでやってきた。
SDGs的配慮なのかなぁ…。慣れなきゃいけないと思うも慣れない。しょうがない。

さてドーナッツ。

ぽってりとした顔の形があいらしい。目の位置、口の形が絶妙でこれがちょっとでもズレたらかわいらしくなくなるんだろうなぁ…、って思いながらエイヤ割ります。

しっとりとした生地の中からカスタードクリーム。指に貼り付く角質はキャラメル味でもうおいしい。
パクッと齧るととろけます。口の温度を上げながらとろけて口をクリーミーにする。髪の毛は蜜がけクラッシュアーモンド。バリバリ壊れて生地のとろけを際立たす。
昨日はひさしぶりにたっぷり飲んでぐっすり眠って、起きたらお腹がグーグーなった。疲れたお腹にしみこみような甘みと油にウットリします。
カスタードクリームは香ばしくぽってりなめらか。顔の右側よりも左側のほうにたっぷり充填されてて、クリーム多めの部分を最後に残してパクリ。

ワックスペーパーに散らかったアーモンドや砕けたキャラメルをお薬飲むようにして食べた。

心のお薬…、ゴキゲンになる。


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