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出張前の頭の栄養。アロマ珈琲のあずきホットサンド

出張前に頭のゴチソウ。八重洲地下街の南の外れ近くにある「アロマ」って喫茶店で朝食をとる。

通路から4段下がったところにあるというちょっと不思議な構造で、地下街の中の半地下みたいなムードが独特。
頭の上に窓がありほどよく暗く、なのに天井は明るい。しかも天井が高くて空気はのびやかでのんびりするのにぴったりの場所。

ホットサンドやホットドッグの値段がびっくり価格。あずきホットサンドが150円。アイスカフェオレたのんでお供にします。
昔はタバコが吸えるお店で、天井が高い分、煙が分散したからでしょう…、この空間のムードが好きで煙を我慢して来てた。
今は禁煙。空気もきれい。
近所にスタバやタリーズがあり、どちらも混んでてなのにここはほどよく静か。もったいないなぁ…、こんなにステキでここにしかない店なのに。

といってここが変に人気が出ちゃうとこのおだやかでのんびりとした空気がなくなる。ワガママ言っちゃいけません。
お店の人のやさしい笑顔とほどよき気配り。
ひと通りのサービスが終わったら距離を保っていい具合にほったらかしてくれる。
気合いが入りすぎていないところがボクは好き。

カフェラテの上に硬めにたてた生クリーム。ステンレスの大きなピッチャーのガムシロ付き…、というのもうれしい。
そして目当てのあずきホットサンドがやってくる。

薄切りの食パンをこんがり焼いてにあんこを挟んでプレスする。
食パンの焼かれ加減の見事なことにもうウットリです。
乾いてる。
しかも焦げて香ばしくプレスしたところの薄さたるや厚紙レベル。噛むとザクっと歯切れてパン粉がパラリとちらかる。

あんこがたっぷり。口の中になだれこんでやってくる。
しっかり甘くて小豆の風味がフワッとと漂い、壊れた食パンと混じり合う。たい焼きっぽくあるけれど、焼けたトーストの乾いた感じが独特で、ぽってりとしたあんこの食感を引き立ておいしい。好きな味。

食パンの耳の部分のあんこは薄づき。だから甘みよりもパンの塩気や焦げた食感を強く感じる。舌がホッとするんですネ。それが良い。
熱いあんこで舌を焼かないようにハフハフ、息を吸ったり吐いたりしながら食べすすめ、パンの端っこで口をリセット。
カフェオレ飲んでのんびりします。

次はホットドッグかなぁ…、虫養いにもほどよいお店。オキニイリ。


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