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目玉焼きに焼き鮭添えて、ヤエチカの朝

朝に初藤。東京駅前の地下街、ヤエチカの一角にある気軽な居酒屋。

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朝と昼には定食屋になる。
しかも朝の時間帯にはレジに覆いがかけられて、入り口脇の券売機が大活躍する。忙しい朝にはテキパキ食べて、食べ終わったらそそくさとお店をあとにする。

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それがスマートな朝食の食べ方で、だから券売機で食券買って先払いっていうのはある意味、理にかなっている。
メニューは豊富。
とは言え朝食メニューだから特別変わった料理があるわけじゃなく定食は全部で7種類。単品を加えても20種類ちょっとほどしかなくてチケットを買いやすい。
ちなみに定食と同じ大きさでビールのボタンがあるのがここらしいところ。東京という街はいろんなリズムで働く人がいる街で、中でもここ東京駅には朝に仕事を終える人がたくさん集まる。旅に出る人の中には景気づけにと朝からお酒を飲む人もいる。今日もボクのお隣さんがニコニコしながらビールを飲んでた。お供は板わさ、山かけでした。

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朝のサービススタッフは半分くらいが中国系の人たちになった。片言の日本語で一生懸命サービスするのが気持ちよく、その片言の女性に日本語を教えるのが好きなおじさんって案外多くいるもので、そのおじさんもそういうごきげんさんのひとりのよう。馴染みのスタッフが近づいてきて、しばらくおしゃべりたのしんでいた。ごきげんな朝。

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目玉焼きの定食に焼き鮭の単品を追加する。ご飯に味噌汁、小鉢に入った切り干し大根の煮付け、味付け海苔に漬物がついてひと揃え。

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いつもはご飯を半分でってお願いするんだけど、今日は言い忘れた。だからたっぷり。今日は午前中がちょっとハードな予定です。だからお腹いっぱいにするのもいいや…、ともりもり食べる。

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目玉焼きはよく焼きで。
ここのよく焼きは、水を注いで蓋して仕上げる蒸し焼きタイプ。
白身がふっくら膨らみ仕上がり、端の部分が焦げて仕上がる。
目玉焼きといいながら、ひっくり返すと底にはベーコンが張り付いていて、だからベーコンエッグといってもいいはず。
なのにココではずっとこれを目玉焼きとして売っている。
謙虚なのがいい。

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卵だけじゃなくベーコンまでもがよく焼きで、カリカリサクサク仕上がってるのがボクの好みでありがたい。焼けた脂の香りもおいしい。
千切りキャベツのサイドにたっぷりマヨネーズ。白身はプルプル、黄身はねっとり。いい感じの仕上がりで、袋に入ったソースがついてくるんだけど醤油を注いでパクっと食べる。

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スティームコンベクションで焼いた鮭です。皮がちょっと苦手な状態。まず皮をペロンと剥がして身をむしる。ご飯の上にのっけてハフっ。ご飯の蒸気で鮭の脂の香りが際立つ。

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鮭の上に千切りキャベツの脇のマヨネーズをちょこんとのせて、味付け海苔でくるんでパクっ。マヨネーズと鮭の相性が抜群で、味付け海苔の香りや甘みで味が整う。おむすびを食べてるみたいな感じがするのがオキニイリ。

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豆腐の味噌汁に七味をたっぷりふりかけて、熱々のホットと辛いホットの両方を一度にたのしむ。体もポカッとあったまる。


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