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フレンチポップスの世界

昼食を近所のオキニイリのビストロでとった。
気持ちのいいお店で、料理、サービスどちらもほどよい。
BGMがフレンチポップスでネ。
なつかしい曲がよくかかる。
ボクの少年、青年時代。
フレンチポップスはとても身近で、耳にする機会が結構多かった。
フレンチポップスだけじゃなくてイタリアのポップスなんかもよく流れてた。
サンレモ音楽祭入賞曲…、なんてのがテレビで紹介されたりしてネ。
いつかそういうイタリアの歌のことも書いてみようと思うけど、今日はフレンチポップスの話。

イタリア歌謡のカンツォーネに通じる、ストレートで情熱的な曲調に比べて、フレンチポップスは力が抜けてちょっとシニカルな感じが自意識過剰気味だった青年時代のボクにはちょうど居心地良かったりしたのでしょうネ。
思い出がある。

フレンチ・ポップスの作品は、1960年代後半から1970年代前半にかけて流行した、いわゆる「イエイエ(フランス語版、英語版)」 と称される音楽が中心となって構成されている。
日本では、1960年代半ばからのシルヴィ・ヴァルタン、フランス・ギャル、ミッシェル・ポルナレフ、フランソワーズ・アルディ、マージョリー・ノエル、ピエール・バシュレ、アダモ、アラン・シャンホー、ジェーン・バーキンらの音楽がフレンチ・ポップスとして紹介されている。
1970年代後半以後は、レコード会社のマーケッティングがアメリカに偏重する傾向が出てしまい、さらに洋楽的な国産音楽のニューミュージック、J-POPが台頭したため、ヨーロッパのポップスが日本に紹介されることは、すっかり減ってしまった。

Wikipediaより

若い人には珍紛漢紛だろうけど、読んでるだけでもワクワクしてくる。なつかしさ。
それにしても「チンプンカンプン」って感じにすると台湾料理の名前のように見えてなんだかおいしそう(笑)。

「イエイエ」っていうのが一体何ものだったのかよくわかる1967年のレナウンのテレビCM。

小林亜星の手になる音楽。キッチュでモダンでおしゃれでござる。なつかしい。

エルザの「T’en va pas」

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