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おむすび2個にイッコニコ!

元気に歩いて「リッツボン」。オキニイリのおむすび屋さんにやってくる。
10時開店のちょっと早めに着いちゃって、お店の中を覗き込んだら「いいですよ」って手招きされる。
開店準備を見ながら料理を待つことにする。

好きなおむすびを好きに選んで唐揚げや卵焼きをセットにできる。
おむすび2個にイッコニコ。
唐揚げ1個に卵焼き2個でイッコニコ。いつもは両方2個づつのニコニコだからちょっと控えめ。今日のお味噌汁の小さいサイズをつけて朝のひと揃え。
おしゃべりしながら待ちました。

ゴールデンウィークは忙しかった?って聞くと、うちみたいなお店にも海外からのお客さまがいらっしゃったんですよっていう。Googleのなにかをご覧になってっておっしゃっていた…、って。
たしかに東京の町のそこここに、外国人だけの行列ができてたりする。トリップアドバイザーとかSNSのレビューの威力は破壊的。おむすびって日本独特な料理のひとつ。食べてみたいものでもあるんだろうなと思う。

そういえば大塚の行列おにぎり屋さんは気絶しそうなほどのにぎわい。そこがプロデュースした伊勢丹脇のおにぎり屋さんもYouTuberが配信したということでスゴイ行列。もう飲食店じゃなくて観光地になっちゃったよう。
なんだかすごく面倒くさい。

10分少々で料理が完成。


梅干しとスパムのおむすび、卵焼き、そして唐揚げ。野菜の糠漬け。
いつもの景色にニッコリします。
スパムのおむすびのご飯は胡椒がピリッとアクセント。作る手元をみていたら案外たっぷり入っているのにちょっとびっくり。真似てみよう。

マヨネーズを塗ったところに表面がカリカリになるまで焼いたスパムをのっけて海苔を穿かせてできあがり。
巻くのじゃなくて履かせているからご飯に触れてないとこはずっとパリパリ。噛んだときにパリッと歯切れてクシュっと壊れる感じがおいしい。

卵焼きには甘いの、塩辛いのがあって甘いの。今日はいっそう甘く感じる。

自分で玉子を焼くときは玉子をよぉくかき混ぜて焼く。白身と黄身の焼ける温度が違うからまだらで焼くとたまに白身が固まらないで仕上がっちゃうから。
でも母が作ってくれる卵焼きは黄色に白の渦巻き模様の卵焼き。今朝の卵焼きがそういう仕上がり…、なつかしい。

梅干しはキリッと酸っぱく後味さわやか。持ち上げても崩れず、噛んでハラリとご飯が散らかる。散らかりながら再びよりそい消えていくという握り方の塩梅が好き。

カラッと揚がった唐揚げは、衣サクサク肉はふっくら。好きな味。お麩とネギのお味噌汁でお腹をしっかりあっためて気持ちも満ちる。おゴチソウ。


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