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銀座のクラブの損益計算

小熊辰夫さん。
コンサルタントとしてのボクを作ってくれた人です。
父が四国で外食企業の経営に失敗をして、途方に暮れていたときに「失敗の経験を活かしてコンサルタントになればいいよ」と助けてくれた人でもあります。

OGMコンサルティングというボクの会社の名前は「O/Gu/Ma」が由来で、その前身の小熊経営研究所は日本で最も古い外食専業のコンサルタント会社でもある。
すかいらーくの一号店の経営指導をしたのも小熊さん。
ひばりヶ丘団地に出店したから、lark(ラーク=ひばり)を使った店名をと名付けたのも彼。
外食産業の管理経営システムを構築したのもこの人で、本当に頭のいい人でした。

仕事を離れるとちゃめっけがあって、おいしいものをよく知る人で、銀座の老舗の楽しみ方を手取り足取り教えてくれた。
キレイな女性も大好きでネ。
銀座のクラブにも何度か連れて行ってもらったことがある。

ある日、小熊さんがニコニコしながらボクに言った。

シンイチロウくん。
高級クラブも飲食店の標準数値に当てはまるんだよ…、って。

どういうことかが今日のお話。

飲食店の数字の基準…、つまり常識

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