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硬いパンだと思ったのに…。カフェベローチェの朝ご飯

最近、硬いパンに執着気味で、そういえばカフェベローチェにカイザーブレッドを使ったサンドイッチがあったはず。
メニューをみたら「カイザーサンドスクランブルエッグベーコン」と仰々しい名前がついて、ありました。
しかも商品説明がイカしてた。
「外はパリッと中はふんわりもっちり、石窯で焼き上げたカイザーパンに、スクランブルエッグとベーコンをはさんで、温めて提供します。」
うん、そういうサンドイッチが食べたかったの…、って思ってたのむ。

カイザーブレッドはカイザーゼンメルが正式名称。
カイザーは皇帝、ゼンメルは小さいパンという意味で表面につけた十字の模様が王冠のように見えるから、皇帝のパンって呼ぶらしい。バゲットのようなバリバリした食感が特徴で、商品説明の文言とあいまって、食べる前から期待が膨らむ。さぁ、食べる。

うん?どうした…、って噛んだ瞬間、戸惑います。
見た目は硬い。なのにそれほど硬くはなくてふっかりしてる。ちょっと硬めのロールブレッドっていう感じ。

ボクがイメージしたカイザーブレッドはバリバリ砕けて、口の中で暴れる食感。これはフカっとちぎれてポワンっと口の中で膨らみしっとりでさえある。これが限界なのかなぁ…、ってちょっと思った。

ただスクランブルエッグのトロトロ感や厚切りベーコンの食感、風味は悪くない。レタスじゃなくてベイビーリーフを使っているのもどこかおしゃれでリーフの渋みが後口キリッとひきしめる。
カイザーブレッドサンドイッチと思わなければ、これはこれでおいしい一品。

アイスコーヒーにミルクをたっぷり注いでゴクリ。ほどよき朝がやってきた。


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