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朝からビールを飲むシアワセもの

ベルクで朝食。新宿駅の東口にある楽園で…。

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今日は午前中がちょっとのんびりしたスケジュール。家でゆっくりするのも良かった。でもスケジュールがないと思うとなおさら家でのんびるしてしまうのがもったいなくて、それでいそいそ、新宿に出た。
貧乏性でござります(笑)。
気持ちが小走りするようなウキウキ気分でお店に到着。

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ココもちょっと静かでしょうか…、喫煙席が半分くらいしか埋まっていなくて空気がキレイで得した感じ。禁煙エリアのテーブルをひとつもらってさてさて何を食べましょうかとカウンターに向かう視線の先にビアサーバーのノズルがあった。
ビールを飲むか…、と思いつく。だとしたメインはビッグドッグのチーズかけ。いつもはしない大人の贅沢を朝からたのしむ。ビールを下さいっていうとお店の馴染みのスタッフが「今日はお休みですか?」なんて聞く。「午前中をサボっちゃった」って不良のふりして答えてニッコリ。

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丁寧にビールを注ぐ。ちょっと注ぐと休ませて壊れた泡をスプーンで取って再び注ぐを2度繰り返し最後に泡で蓋して完成。
ビールグラスとビーパーもらってテーブルにつく。

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いつもは誰かがビールを飲んでいるのに、今朝に限ってボクひとり。エヘンと背筋を伸ばしてグビリ。シュワッと口の中を満たした細かな泡が、喉をゆっくり撫でつつお腹に収まって、苦味と酸味を口に残して消えていく。なんてシアワセ…、朝の放蕩、ありがたし。
ちなみにブルブルッてビーパーがなりメインの完成を伝える頃にはグラスの半分がすっかりお腹に消えていました。計画性に欠けるふるまい。しょうがない。

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ドッグロールから雄々しく、凛々しくはみ出す立派なソーセージ。

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ソーセージにのっけたチーズがとろけてロールに溜まって垂れ落ちる。
ソーセージ自体もうっすら溶けたチーズをまとってツヤツヤ。
なんとも気持ちよさげで食欲誘う。
単にはみ出すだけじゃなくきれいな円弧を描いて反っくり返る。
左右対称であるように見え、けれどクルンときれいに丸まった左側に対して右側の端は爪のような形に仕上がる。

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ソーセージの丸い方の端っこをパキッとおって、カプッとそれだけまず味わう。
皮がプチュンを弾けて繊細だけど強い旨味をたたえた肉汁がジュワッと出てくる。きめ細やかな肉はなめらか。ウットリします。そこですかさずビールをグビッ。あぁ、シアワセだってまたウットリ。大きく口をあけてパクっとかぶりつく。

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こんがり焼けたドッグロールはサクッと歯切れカサッと軽い歯ざわり残してスパッと歯切れる。空気をたっぷり含んで焼かれたロールは軽やか。噛んだ瞬間はクシュッと潰れて縮こまる。それが口に入った途端にポワンと膨らんで、口を満たしてくれる感じが心地よい。
クワトロチーズは渋くて酸っぱく、旨味たっぷり、香りも濃厚。だからといってソーセージやパンの風味を邪魔せずひきたておいしくさせる。

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ビールをお替りしたくなるとこ、やっぱり午後の仕事が気になる。それでカフェラテもらってお腹をあっためる。ビールのお供のホットドッグもおいしいけれど、苦味ふくらむカフェラテと一緒に味わうホットドッグも乙なもの。お腹も満ちます。オキニイリ。


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