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5時間かけて来た岐阜の夜。パッケリ、プリンで盛り上がる。

新幹線の人身事故で電車が遅れた。名古屋まで4時間半。在来線に乗り換えて5時間かけて岐阜に到着。
会食をする予定だったお店にやっとの思いでやってくる。

岐阜駅前のアーケード街にある「ダアチュ」っていうピッツェリア。
ピザ窯を中心にしてオープンキッチンにカウンター。テーブル席がいくつかあって、どこに座ってもおいしい気配に包まれる気軽なお店。
座ると同時にスーパークリングワインをグラスでとおねだりしました。

お酒を飲むのはひさしぶり。
今日はめでたくここまで到着できた幸運を寿ぐために贅沢しました。お供になんでも作りますよ…、とお店の人がいうのでパッケリ。

クニュクニュガツンと歯ごたえたのしいショートパスタによく煮込まれた牛肉からめてチーズを散らす。クチャっと潰れる牛肉の肉感的なる食感に、唇同士を張り付かす脂が旨い。お腹と気持ちが満たされた。

食事を終えてホテルに向かう途中でお茶。
おしゃべりが弾む場所でと「コナズ珈琲」を選んで入る。

丸亀製麺と同じ会社がやってる店です。ハワイがテーマで、お店ができてる。
とはいえハワイアンが流れているわけでなく、古典的なハワイ料理があるわけでなく、ハワイのムードで満たされている。

観光客にとってのハワイじゃなくて、ハワイに住んでいる人にとってのハワイっていう感じがほどよい。
ゆったりとしたテーブルに椅子。のんびりとした空気感。何もしないでぼんやりするにも適してて、会話が自然と明るく前向きになってくれるような感じが悪くない。

入り口脇にトーチが置かれて、この前来たときには火がついていた。今日はお休み。省エネかなぁ…。お店の中はほどよく暗く、間接照明の使い方が見事で落ち着く。いい感じ。

それにしてものびやかな店。
100席近くはあるのかなぁ…、客席配置がゆったりしていて隣や向かいの人がまるで気にならない。
家賃が安くて広い敷地を確保できる郊外立地でなくてはできない贅沢で、なんだかちょっとうらやましい。

プリンをたのむ。

濡らしたバナナの葉っぱの上に足長グラス。
スポットライトの真下におけば、バエることにちょっとびっくり。
硬めのプリン。カラメルは苦味やさしくほどよい甘み。
お供の飲み物は冷たいマカダミアコーヒーにした。

マカダミアナッツのシロップを混ぜたアイスコーヒーにホイップクリーム、上にぱらりと砕いたマカダミアナッツがちらかる。コーヒーの苦味にシロップのやさしい甘み。ホイップクリームがフワッととろけて消える感じもオモシロイ。ホノルルコーヒーカンパニーのマカダミアコーヒーを飲みたくなった。そんな夜。


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