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クリスピーでクリーミーでオリジナル

東京駅でちょっと野暮用。待ち時間を東京フォーラムのクリスピークリームで頭のエナジーチャージをします。

有名建築家が作ったガラスの箱のような建物。
半開きの扇子みたいな形状の鉄の骨組みにガラスの壁。その内側に大きな店名サインを吊るしているのだけれど、どこから撮ろうが必ず鉄骨が写って店名が途切れちゃう。
本当は壁の外側に吊るしたいに違いなく、でもそれを許さぬ大人の事情があるんでしょうネ。
もったいない。
今日はオリジナルグレイズドが作り置き。
レンジアップしてもらってホットコーヒーと一緒に食べる。

できたてでなくても十分できたて的な食感、味わいになるのが不思議。ドーナツ生地の上に半透明の砂糖の膜がはってるように仕上がっている。

割ると膜が壊れて無数のヒビが入ってパラリとちらかる。口の中でもちらかって、たちまちとろけて口の温度を下げていくのにうっとりします。

コーヒーにトプンとひたしてパクリと食べる。

空気をたっぷり含んだ生地がコーヒーを吸い込みぽってりしてくるところをパクリ。クリスピーでクリーミーなドーナツがジューシーにすらなってくゴチソウ。

ドーナツはコーヒーにドボンとダンクして食べるのがおいしい。それで「ダンキンドーナツ」なんて名前のチェーン店ができたほど。さもありなんって思ってドボン、パクリをたのしんだ。
とはいえ浸さずそのまま食べると生地を覆った砂糖の膜が砕ける感じがたのしめて、それもまた良し。オゴチソウ。

ドーナツを全部お腹に収めるも、壊れた砂糖の膜がドーナツをのせた紙の上に残った。それをさらさらコーヒーに溶かしてゴクリ。頭の栄養…、オキニイリ。 


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