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頭が動く、話も弾む朝の贅沢

仕事の打ち合わせにて朝の銀座。
ゴキゲンな友人とゴキゲンな仕事の話をゴキゲンに…、と思って銀座ウエストを場所に選んだ。そしたら気持ちがウキウキで、待ち合わせ時間の30分ほど前に着いちゃう。

開店直後のファーストゲスト。まずはひとりでのんびりと。

いい飲食店の開店直後の空気はどこかピリッとしてる。いい1日になりますように…、とやさしい気合がみなぎるようで背筋が自然としゃんとなる。
アールグレイのアイスティをお供に待ちます。

注文受けて作る熱々アールグレイを氷に注いで冷やして作る。だから浮かんだ氷は角がなめらか。
カリンと氷がグラスを叩く音がさわやか…、目が覚める。

待ち人来たりてテーブルの上がたちまちにぎわう。フレッシュハーブのお茶が届いてテーブルの上の空気が変わる。
朝のメインはサンドイッチ。ハムと玉子を具材にし、ライ麦パンをトーストにして仕上げてもらう。ここで一番のオキニイリ。ふたりでひと皿分け合うくらいが、今のお腹にほどよい分量。

薄切りのパン。こんがり焼かれてサクサク軽い。
具材はたっぷり。パンの厚さより厚みがあってにもかかわらず舌の上にスッと乗っかるほどよいサイズがひと切れ分。たっぷり挟んだ具材がはみ出し、溢れる心配をせずに食べられ、口を満たす感じがステキ。
ハムが上等。ムッチリとした歯応えにやさしいうま味が口に広がる。ぽってりとした玉子サラダがカサっと壊れるトーストと互いの食感引き立てあってとろけて消える。ライブレッド独特の香りと軽い酸味がすべてを受け止めて、朝のお腹がたのしく満ちる。

磨き上げられた銀食器。グラスやお皿に踊る金箔押しの天使が優雅に光る。レモンの皮は表面の苦いところを削ぎスクイーザーに挟む入念。いつもながらにウットリします。
会話が弾み頭もたのしく動いてくれる。ボクたちにしかできぬ仕事がやっと見つかる。がんばろう!


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