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ビルの中の横丁は、本物の横丁になれるんだろうか…。

気になる場所があって、友人誘ってやってきてみる。
場所は虎ノ門。虎ノ門ヒルズの隣にできた虎ノ門ビズタワーってビルの中に二週間ほど前に開業したばかりの「虎ノ門横丁」という飲食店ばかりを集めた施設が目的。
ビルの中に横丁を作ろう!
多くのデベロッパーが考え実行し、けれど結局本当の横丁のようにはならずに終わってしまう。フードコートのようになっちゃうか、小規模店を集めたただの飲食フロアになっちゃうか。

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なぜそうなるかというと、デベロッパーが仕掛ける場所には「キュレーター」がいるからで、その人たちの趣味で施設は出来上がる。本物の横丁にはキュレーターなんているはずがなく野放図で無秩序な場所になってしまう。でもその無秩序こそが横丁の魅力であって、商業施設に横丁は絶対できない。しょうがない。

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キュレーションは見事です。
知る人ぞ知る店から、通好みの店。
老舗もあれば生まれたばかりの店もありその顔ぶれは「今の東京」をビンビン感じさせるに十分なもの。
でも結局、そういうお店が集まったレストラン街でしかなくて、例えばここではしご酒…、なんて風流は思いつかない。
もったいない。


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