けんかをやめて♪…、お持ち帰りとテイクアウト
今日は自慢話と思い出話をさせてちょうだい!
30代の前半から半ばにかけてのボクは相当モテた。
毎週末のように二丁目に出てたから顔も名前も売れていたし、なによりかわいらしかったんだからしょうがない(笑)。
あるとき馴染みのゲイバーのママから電話が入った。
シンイチロウ。
今からうちに来れないかしら。
あなたのことでケンカが起こってるの。
来てもらわないと収拾がつかないみたいで、だから今すぐ来て欲しいのよ…、って。
ボクのために喧嘩が起きる。
多分、どちらもボクのことが大好きで、あんたに大切なシンイチロウをわたすもんですか…、ってな感じの喧嘩なんでしょう。
ボクがいかなきゃ収まりがつかないなんて、あぁ、プレイボーイとしてなんたる誉れ。
タクシー走らせ10分ほどでお店に到着。
店に向かう階段をあがりながら思わず河合奈保子の「けんかをやめて」を口ずさんでいた、ボクは不届き者でした。
ふたりの男を上手に手玉にとる自信はあったの…(笑)
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