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苦手なすし屋、好きなすし屋のあれやこれ

寿司は好物。
おいしければ回転寿司でも食堂の寿司でも、立喰いだってなんでも食べる。
江戸前の寿司も関西の押し寿司も、あるいはいなり寿司も好き。
もしかしたらボクは寿司じゃなくって「シャリ」が好きなんじゃないかって思ってしまうほど。
シャリに対しても寛容で、甘いのも好き、赤酢のようにスッキリ酸っぱいシャリも好き。

ボクのばあやさんが作る、寿司酢をじゃぶじゃぶ注いでザブザブになったばら寿司も好きで、母に「あなたは何でも食べるのね」って呆れられてた。

とにかく寿司は大好物。

父も寿司が好きな人でした。
仕事の上でも私生活でも、人に気を使うなんてことをほとんどしなかった人だけど、すし屋のカウンターに座ると職人さんに気を使った。
ニコニコしながら手もみして「今日はなにがおいしいんですか?」なんて丁寧な言葉づかいで愛想ふりまき思いっきり羽振りのいい人を装った。

不思議なほどにボクが苦手なすし屋が好きな人でした。

ボクが苦手なすし屋って…。

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