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野菜のバフェに油淋鶏

荒木町の「遊猿」で昼。

ランチタイムはスゴい人気で開店と同時にいつも満席になる。
開店前に並んでおこうと15分ほど前に着いたらもうひと組さん待ってらっしゃる。
それから続々、後ろに人が並びはじめて開店時間には20人近くの行列。
あっという間に満席になり、それからずっとウェイティング。

人気の理由のひとつは野菜がメインの料理バー。
10種類ほどの料理が自由に取り放題。料理はいつもほとんど同じで、野菜を並べただけっていうのと違って、ひとつ一つが調理されててそれがおいしい。たくさん食べても罪悪感がないのもうれしいオキニイリ。

食べたいものを盛り付けるといつも同じ景色ができる。
葉っぱ野菜に千切りにんじん。
紫キャベツに茄子の煮浸し、トマトのサラダ。
葱油と醤油だれであえた麺が大好物で、むしゃむしゃ食べつつメインを待ちます。
にんじん、キャベツ、茄子は酸味がしっかり効いててクミンシードやコリアンダーのエキゾチックな香りがおいしい。

メインは油淋鶏にしました。

冷やし担々麺や豚の冷しゃぶとか季節の商品も気になったけど、ここで一番好きだったのが油淋鶏だったから、やっぱり食べたくなっちゃうのネ。
分厚く大きな鶏もも肉に衣をつけてじっくり時間をかけて揚げてく。
だから少々時間がかかり、先に出来上がった料理を見ながら待ってると、あれも食べたい、これも食べたいって思ってお腹がグーグーなります。15分ほどで料理完成。やってくる。

お皿いっぱいに広がる揚げ鶏。油の香りに中国風のスパイスの香り。食べる前からもうおいしい。
ザクっと衣が力強くて肉はふっくら。バリバリ壊れて肉汁ジュワッ、そしてとろけて消えていく。酸味明るいタレをたっぷりまとわせて野菜と一緒に食べると揚げ物なのにとても軽やか。飽きずバリバリ食べられる。

ご飯は控えめでお願いし、麺をおかわり。
卵と韮の炒め物をのっけて和えて食べるとこれがますますおいしい。タナカくんはカレーをかけてカレー焼きそばみたいにしてた。

スープの中にも野菜たっぷり。
食べ終わった油淋鶏のお皿に溜まったタレを持って帰りたくなる、オゴチソウ。


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