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スパイシーチリドッグではじめる一週間

朝ごはんをひさしぶりに四谷4丁目の「モス」でとる。

お店の外観にどこか違和感を感じて昔の写真をみたら、看板がずいぶんスッキリしてました。
かつては「MOS BURGER」と書かれていたのが今は「M」の字ひとつ。

とはいえ特徴的なフォントを使っているからそのひと文字でモスバーガーだとわかるのだけど、ずいぶん思い切ったものです。
ハンバーガー屋さんではないイメージを作ろうとしているのか…、それともマクドナルドのMに対抗してということなのか。
わからないけどオモシロイ。
尾張屋さんにいた人がここに移って勤めているのだけど今日はお休みなのか姿が見えない。南昌飯店のおかあさんも姿がなくて、なんだかさみしい。思い出は残るというけど、その思い出を共有していた人が身近にいなくなるのはさみしいことです。しょうがない。

スパイシーチリドッグを選んでアイスティーをお供にもらう。
セットにしますか…、と聞かれたけれどモスのフライドポテトはあんまり好きじゃないから単品。
アイスティーとビーパーもらって席につく。
相変わらずデリバリーの人が次々やってきます。家にいたまま料理が届くって便利だろうとは思うけれど、なんだかちょっと味気ない。
そういえば心不全で緊急入院する前の1ヶ月ほど、歩くことが辛くてUber Eatsにたよった生活をしていたことがあるけれど、そのとき何を食べたのかまるで今では思い出せない。
食べ物って「場所と人」の記憶にリンクしたものなんじゃないかと思ったりする。今でも頻繁にUberさまからメールが来るのだけれど、当時の辛さを思い出させて鬱陶しい。

スパイシーチリドッグは名作ですネ。

最近はソフトバゲット系のハードブレッドでソーセージをはさむホットドッグが多くなった。けれどここのは頑なにふかふかのパン。

さっくり歯切れて口溶けがよく、挟んだソーセージの食感を邪魔せぬ引き立ててくれるのが好き。
一時ソーセージがグズグズになったことがあったけど、今ではそれも安定しチリビーンズもほどよき状態。

そう言えばハラペニョがパックに入った粗みじんの物になったこともあったんだよなぁ…、あれは本当にひどかった。利益をだすためここまでしなくちゃいけないんだって思って哀しくなったもの。

変える努力は簡単だけど、変わらぬ努力はむつかしい。


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