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エスプレッソブレッドにチリビーンズ。FIRE HOUSEのチリドッグ

本郷にある「ファイアーハウス」にやってくる。

近所に事務所があったときにはよく来ていた。もう10年以上のごぶさたかなぁ…、当然、お店のスタッフは入れ替わりでもお店の雰囲気は昔のまま。
サウスウエストっぽいお店の外観。ドアを開けた瞬間、パテの焼ける脂の香りに直撃されて気持ちは10年前へと飛んでいく。

目の前には厨房。グリドルが真ん中に置かれてそこでバンズやパテが焼かれてる。
カウンターに座って料理ができるところを見たかったけど、すすめられたのは二人がけのテーブルで、お店全体がみてとれるとこ。
次々やってくる人の笑顔を見ながら食べるのも悪くないかとそこに座って、チリドッグとジンジャエールを注文します。
ハンバーガーがおいしいことで人気のお店。
けれどここで一番好きなのは「チリビーンズ」で、そのおいしさを堪能するにはハンバーガーよりホットドッグの方がいいって思う。
それで今日はチリドッグ。ハンバーガーより時間がかかり15分ほどで料理が到着。ホットドッグをチリビーンズが覆い尽くす迫力満点な姿にニッコリ。

ボイルされたソーセージ。
ドッグロールはグリドルの上で焼かれてる。

ソーセージの上に一筋、マスタード。
波打つ模様のマヨネーズ。付け合せはなくホットドッグとチリビーンズだけというのが潔い。
ナイフとフォークで切って食べます。

ドッグロールはみっちりとしたきめ細やかな生地でナイフにたしかな手応え。
ソーセージは太くてムチュンと切れる。
まずそのままでパクリと食べる。
特徴的なのがドッグロールの味わいで、エスプレッソを混ぜて焼き上げたパンなのですネ。それで色黒。苦味と酸味を感じるパンで、ソーセージの肉の旨味や肉汁の甘みを引き立て焦げたような香ばしさもある。ボイルソーセージのはずなのにグリルしたように感じ不思議。オモシロイ。

そしてチリビーンズ。やはりおいしい。豆の形はしっかり残ってコツッと奥歯に当たってこわれる。ホツホツとした食感がしばらく噛んでいるうちにとろけてポッテリなめらかになる。
やさしい塩味。トマトの酸味、豆の甘みが混じり合い後から後から辛さがおいかけやってくる。
ホットドッグと一緒に食べるとドッグロールと豆が一緒にとろけて口をなめらかにする。ソーセージの旨味がチリビーンズでひきたてられていくのもおいしい。

ホットドッグの量に比べてチリビーンズがたっぷりで、食べすすめるとホットドッグはすっかりバラバラ。チリビーンズの具材のようになっていくのもたのしいところ。ジンジャエールで舌や喉を洗いつつあっという間にお腹におさまる。オキニイリ。


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