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昭和喫茶のステキな朝

数寄屋橋で野暮用があって、朝から移動。
ひさしぶりに地下鉄にのったけれど、こころなしか電車の中は静かで街も人出が少ない。
オリンピック、パラリンピックに伴う外出自粛がきっかけで東京の人たちの内向きムードは本格的になっちゃったのかもしれないですネ…、ボクの気持ちもおとなしめ。

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有楽町駅前の交通会館で朝食。
「阿蘇」っていう名前の喫茶店が前からちょっと気になっていた。阿蘇っていう名前からおそらく熊本出身の方がやっていらっしゃるんであろうことと、昭和のこういうオフィスビルに必ず一軒はある、おなじみさんだけでできあがっているのであろう濃密なムードをちょっと味わいたくて。

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カウンターだけ。特定目的店舗ということでタバコが吸える自由な空間。おなじみさんがひっきりなしにやってきてコーヒー飲んでタバコを吸っておしゃべりをして帰ってく。

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アイスコーヒーをたのんでトーストをセットにしました。
こんがりと良く焦がされた厚切りトーストが一枚に、千切りキャベツにトマトにきゅうりの小さなサラダ。イチゴのジャムとバターがひと切れ、ゆで卵。

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特別なものがあるわけでなく、どれもがいわゆる喫茶店の朝ごはんの定番ばかり。それらそれぞれの状態がすばらしくってうっとりしました。

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なによりゆで卵のみずみずしくて黄身までしっとりした状態に、作り続けることの素敵を感じてニッコリ。

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サラダ用の小さなフォーク。バターやジュムを塗る用の小さなナイフとどれもピカピカ。ひさしぶりの昭和の朝を堪能す。


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