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キッチンアオキで洋食弁当

打ち合わせが終わってちょうど昼ごはんの時間になった。
ひさしぶりに「キッチンアオキ」の洋食弁当を食べようと思って来てみた。

とても気持ちのいいお店です。
ニコニコしながら料理を作るご主人に、声も明るく気配りのきく奥さんがキビキビ働くおいしい空気がステキなんです。
赤いテントに木の扉。窓が大きく面した通りはしずかでおだやか。フライパンとレードルをもつアオキ坊やの看板もいつもの通り。
この看板のかわいい絵柄をタナカくんが気に入ってお店に入ってみたのが知るきっかけだった。なつかしい。

カウンターにテーブル3卓。1番奥に厨房があって、たまたま座った入り口脇のカウンターの端っこから調理の様子が見れたりするのがなんだかたのしい。
揚げ物がメインのお店なんだけどいつも空気が軽いところがいい感じ。
しばらく待って洋食弁当がやってくる。

お弁当箱に料理がならび、ご飯に汁に冷奴。冷奴の上に鰹節とネギと生姜があしらわれていてその生姜がチューブのじゃなくすりおろしたばかりのものっていうのが正直。

弁当箱は3仕切り。
左からエビフライにカニコロッケ、ヒレカツそれからハンバーグ。
洋食屋さんの花形メニューがズラリ並んでいるのがうれしい。
しかもどれもができたて、熱々。
料理それぞれのおいしい香りが混じり合い食べる前からもうおいしい。
まずはヒレカツ。
衣はさっくりきつね色。唇くすぐり噛むとパラッと口に散らかる。肉はやわらか、前歯をあてるとサクッと歯切れて食感ふんわか。
揚げているのに軽やかで塩や胡椒の下味もしっかりしていてソースいらずの味わえる。
千切りキャベツはシャキシャキ歯ざわり爽やかで、みずみずしい。カツのお供に千切りキャベツってスゴい発明って今更ながら思ったりする。

ハンバーグをご飯に乗せて練り芥子をしぼって飾る。肉汁たっぷり、デミグラスソースはやさしい味でトマト由来の酸味がおいしい。

エビフライのエビはムチュンと正直なエビ。香り華やか、甘くてうま味がしっかりしてる。尻尾もキレイに揚げられていてバリバリ砕けて香ばしい。

カニコロッケはクリームコロッケじゃなくてマッシュドポテトに蟹肉を混ぜて仕上げたポテトコロッケ。ホロホロしていてぽってりなめらか。ハンバーグのデミグラスソースをまとわせて食べるとこれがびっくりするほどおいしくて、ハンバーグが乗っかっていたスパゲティーと一緒にたべると食感なめらか。おゴチソウ。

硬めのご飯の炊き加減といい、ちょっと濃い目の味噌汁といいどれもがボクの好みでニッコリ。オキニイリ。


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