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ほどよいカツのカツカレー

モンスナックのカツカレーがボクを呼ぶ。

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新宿の紀伊國屋書店の地下にあるカレースタンドスタイルの店。細長いコの字型のカウンターの一番奥が厨房で、カウンターの内側は人がひとりやっと通れる通路になってる。
出来上がったカレーが通路を使って運ばれる。厨房の中まで見渡すことができる入り口すぐの席に座って料理を待ちます。
注文してから仕上げるトンカツ。だからちょっと時間がかかる。

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時間がかかるけれど熱々でしかもほどよい厚さ。トンカツが威張ってないのがいいというとちょっと不思議な表現だけど、あくまでカレーのトッピングというほどよさがいい。

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スプーンで数回、キコキコするとしっかり切れて一口大になってくれる。それをご飯と一緒にスプーンですくって口に運ぶ…、というのがカレースタンドのよきカツカレー。分厚くジューシーでそれだけ食べてもおいしいカツを食べたいのならとんかつ屋に行ってください…、という割り切りがあってボクは好き。

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カレー自体はサラサラしていてまるで飲み物。
創業昭和39年。元祖サラサラカレーの店というのがここの売りのひとつでもあり、サラサラではあるけど脂がかなり混じって濃厚。食べごたえがあり力強い。しかもご飯をカレーの脂がコーティングしているからでしょう…、ご飯がスベスベしてカレーだけじゃなくご飯も飲んでしまえるほど。
豚バラ肉を脂をかなり残して分厚く切り分けたのがたっぷり入って、しかもコトコト煮込まれている。スプーンで押すとクチャっと潰れ、脂もキレイに剥がれてく。それで脂は残しました。昔がこれが甘くておいしく感じたんだけど今ではいささか重たく感じる。

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サービス券を今日ももらった。家に数枚残っているはず。サービス券をなかなか使えぬ悪いクセ。そういえば昭和39年はタナカくんの生まれた年だ。まもなく還暦…、がんばって!


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